neMu no ki 代表
飯島千恵
中央大学総合政策学部第1期卒。
進路が決められず大学院へ進むも、
自分が本質的に変わる為に必要なことを考えた末、
途中休学して山梨の馬専門の牧場へ飛び込むことに。
紅葉台木曽馬牧場で馬にたずさわること、6年半。
感覚が鋭敏でボディーランゲージを巧みに使い、
人の感情をよく読み取る馬達に、
自然の些細なサインの中から
様々な意味を汲み取る事の面白さと奥深さとを、
身体の感覚を通して教わりました。
(牧場では、馬の調教や乗り手への指導のほか、
流鏑馬も教えていました。
下の写真は、2013年7月に掛川市で行われた祭事。
上垂木の六所神社の宮司様から要請をお受けして、
騎射を奉納させて頂いた時の様子です。
写真は掛川市役所提供。乗馬は木曽馬牧場の蘭丸。)
数多くの経験とが、施術者としての私の
身体との向き合い方を決める
とても大きな土台になっています。
馬には、無理にものを教えることは出来ません。
人間に出来るのは、辛抱強く働きかける事だけ。
ただひたすら、彼らの意識がこちらに向くまで。
馬が自分から乗り手に注意を向けた時に初めて、
馬が「学ぶ」ということが現実化します。
人の身体への施術と、馬の調教。
直接的には繋がりのない様に見える仕事ですが、
身体への施術でも、実は同じことをしています。
身体もまた、自らの知性と判断を持つ存在、
無理に変化させることは出来ません。
その身体は、本当はどう変化したいのか。
答えは身体の中にある。
そう信じて向き合う内に、
それまでもずっと目に見えていたサインが、
ある日全く違った意味と大きな役割を
持っていたことに気付きました。
身体の知性は、自分がどう変化したいか、
どういう順番なら無理なく変化できるかを、
ちゃんと示してくれていたのです。
身体が本来持つ柔軟性、強さ、自由さは、
望めばいつだって取り戻すことが出来る。
身体の知性は、その大きな可能性を
私達に現象として見せて教えてくれます。
外界の流れが厳しい今の時代にあっても、
私達が身体への信頼感を持って生きることが出来たら。
身体の中に心地よく在る、という安らぎと安定感は
私達に深い落ち着きを与えてくれ、
自分らしく生きて行くことを力強く後押ししてくれると思うのです。
<施術の副次的な背景となっている知識体系など>
U.I.J クレニオ・セイクラル・セラピーⅠ&Ⅱ
ユニバーサル・アプローチ・リフレクソロジー
NLPプラクティショナーコース
東京療術学院第37期 首席卒業
東日本療術師協会認定 心理療術師
AEAJ認定 アロマインストラクター
ASJA認定 アロマ音叉療法士
日本医協 健康管理士一般指導員
(プロフィール写真撮影:庄野正弘)