ねむ♫/ 12月 8, 2010/ 店主② 視点/ 0 comments

 
ジョギングやウォーキング中は、呼吸が深くなる。
その呼吸に合わせて、視界に景色が引き込まれてくる。鮮明な空気感や色合いを伴った、実存性が高い視野と言ったら良いだろうか。
初冬の黄色みの強い、枯葉の匂いを感じさせる陽の光や、冷たい鮮烈な空気を想起させる空の澄んだ青。五感全てに直接的に響くようにして、目に飛び込んでくる。世界は美しいなぁ・・・としみじみ思わされる。

自転車だと、同じ景色でもさらっと見流していたんだとも気付く。
自転車に乗っているときは先を急ぎがちで(通勤時が多いし・・・)、呼吸よりもペダルを漕ぐことに意識が行きがちだ。一方、ジョギングやウォーキングでは足がリズミカルに動くため、それに合わせて自然と呼吸が安定するのだろう。
呼吸が安定すると、脳波が安定する。ヨーガなどでも、瞑想に先立って呼吸を行うのはこうした呼吸の効用について知悉しているためだ。
 
「呼吸は霊の活動そのもの」と言ったのが、誰だかは忘れてしまった。でも現実に、呼吸が景色を自分の内に引き込んで来るのが分かった。自分の体験する事柄を、強い実感を伴う豊かなものとして味わえるのは、呼吸=霊の働きのゆえなのだろう。そんなことを、ふと思った。

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