心のパターンと姿勢の関係性

 

 

今日は、心と身体がどんな風につながっているかについて、

分かりやすい表現をしてくれた二人のクライアントさんのお話を

書いてみたいと思います。

 

 

膝関節の複層化した捻じれ

 

Mさんは、身体に鮮明な捻じれの感覚を持ちます。

 

最近の施術の時に、左膝にあった捻じれが

施術すべきポイント*1として出てきました。

 

(*1施術ポイントは施術者が決めるのではなく、

身体全体の状態を細かく読み解き、整理して行く過程で、

身体の側から自ずと提示されます。)

 

施術を通して、捻じれは幾重にも複層化しているのが分かりました。

 

また、施術者の加える刺激に対しての筋膜組織の反応・変化が

他の部位に比べると非常にゆっくりで、

 

渋々動いているような、

動きたいけど重たいものを引きずっていて動けないような、

そんな感触が含まれていました。

 

最終的に、膝の関節を形成している脛骨が

外側にズレ、更に軽く内旋を起こしながら固まっていたのが分かりました。

 

筋膜の反応が進んで膠着が解けるにしたがって、

それらの癖は解除されていきました。

 

 

膝に捻じれの現れた理由とは?

 

施術後、なぜ膝関節にしつこい捻じれが形成されたのか、

原因について考えたことを、Mさんと話し合いました。

 

施術中、私は膝の捻じれが変化していくのを見守りながら、

この捻じれの感覚はどんな「感情」や「気持ち」に置き換えられるかについて

感じ取ろうとしていました。

 

 

身体の形は、

世の中に対するその人の構えであり、向き合い方そのものです。

 

ここは、大切なポイントです。

心理的な要素が身体に反映されると考えるのが昨今では主流ですが、実際には

身体の形・構造が、コミュニケーションにおける心理パターンを作っている

と言っても過言ではないと、私は考えています。

 

この考えは経験から出て来たものですが、

先日初めていらしたクライアントさんが同じ考えを持っていた事で、

私の個人的な発想にはとどまらないことが分かりました。

 

 

身体の状態が、心の状態を引き戻す

 

このクライアントさんは、心を扱うセラピストでした。

耳にした音に色や形が伴う様な共感覚も持っています。

これは、生得的に持っている性質の様です。

 

その繊細な感受性ゆえに、幼少の頃から様々な問題を抱え込んでいたと言うRさん。

それらをクリアしないと、と言う意識はかなり早い段階から持っていたそうです。

 

心理面での問題に本格的に取り組み始めて20年ほど、

一つ一つクリアして来て、今は隠す必要のあるものはないと言います。

 

初回の施術が終了した時、

彼女はこんな感想を伝えてくれました。

 

「今日施術でたどった所は、

自分が一つ一つバラバラにクリアして来た所が(心理的な問題)

こんな風に繋がっていたんだ、という事を見せてくれました。

 

心理的なものは自分で解決出来たけど、

それと関連して身体に残っているものがあって、

何かの時には、決定的じゃないけど、それに引き戻される感じがありました。

それが消えないと、本当にクリアにはならないと感じていたので。

 

左の肋骨の下は、自尊心と関係してるんです。」

 

…今日の施術で、重点的にアプローチした所の一つでしたね。

 

「そう。私、前は自尊心が低かったんですよ。

その痕跡が、あそこに残ってたんだなって。」

 

Rさんが左肋骨弓と自尊心との繋がりに気付いていたように、

身体の部位を様々な感情との対応関係の中で理解する方法もあります。

 

彼女の場合は共感覚を持っているので、

その関係性についてははっきりした実感を伴って理解していると思われます。

 

 

姿勢と感情の関係性

 

私の場合は、

姿勢と感情を対応させて考えます。

 

これは、筋膜を通して自分自身のメンテナンスをする内に、

身体の形の変化に伴って姿勢が変化すると

外の世界に対する自分の気持ちの構え、向き合い方も変化することを何度なく体感したためです。

 

①ちぢこまる胸

 

分かりやすい例で言えば、

胸が縮こまっている状態は、自分の心臓を守る形です。

 

同時に、背中を伸ばしにくくなり、目線は下に下がります。

心臓=自分の本質を隠し、相手よりも下に構える姿勢になる為、

どうしても他者に対して遠慮しがちになります。

 

②太腿の盛り上がりと強く締まった下腹部

 

また、クライアントさんの中で比較的多い例として、

下腹部が強く締まって、大腿部が前に盛り上がっている状態があります。

 

下腹部をぎゅっと締めるためには、

上半身を強く起こさなくてはならなくなります。

 

腹に溜めることと言えば、本音です。

本音を隠して、上半身を大きく見せようと構えている事から、

他者に影響されまいとする警戒心や、弱さを見せまいとする強がりなどを

対応する気持ちとして考えることが出来ます。

 

 

膝の捻じれは、自分らしくいる事を難しくする

 

さて、Mさんの膝へと話を戻しましょう。

Mさんの左膝についても、同じように姿勢と感情の対比で捉えました。

 

膝と言っても、左右どちらへのアプローチかによって意味合いが変わる部分もありますが、

ここでは置いておきます。

 

膝は捻じれて、膝から下が外側に彎曲した様になっています。

これでは、膝から上の重さを支えることが困難です。

上半身がまっすぐに立つことを、膝で拒否していることになります。

 

まっすぐに立つというのは、自分が自分らしく存在しており、

それに満足している感覚を生みます。

 

膝が外側にズレている時の身体の感覚は、

自分を外の世界に見せる事から避けているような、

自分らしくいる事から逃げているような、

そんな気持ちの時に感じている内的感覚に近いと思うのです。

 

 

ドンピシャではないかも知れないけど、

そんな感じに近いのではないかと思うとお話しすると、

Mさんは「ドンピシャです~」と。

 

自分のすべてのストレスの元は家族なのだと話し出しました。

 

家族の中で一番年下のMさんは親兄弟の不満を蓄積した形で受けており、

今までかなり気を使ってあっちこっちと調整していた事に

最近気付いたのだそうです。

 

 

膝が伸びた際に、Mさんはこんな事を言いました。

 

「膝の関節がすり潰されるみたいな感じがあったんです。

 

骨はちゃんと伸びて成長したいのに、

まわりの筋肉とか筋膜とかが一緒に成長しなくて邪魔してるような感じで。」

 

(Mさんは、自分の違和感の原因を考えて調べる内に、

もしかすると筋膜ではないかと気づかれて当院にいらっしゃいました。)

 

これは、先ほどの家庭での状況と合致していることにお気付きでしょうか?

 

骨とは自分という存在を支える軸であり、自分そのものです。

一方の筋肉や筋膜は、外の刺激に柔軟に対応し影響を受けながら、折り合いを付けます。

 

骨と筋・筋膜の捻れた関係性は、自分自身の在り方を大切にしたいのに、

家族との関係性の中で在り方が左右され、

思った様な自分でいられない状態と相似形なのです。

 

 

捻じれも、自分を守るための工夫として生じた

 

ですが、骨と筋・筋膜との間にずっと捻れを感じ続けて来た事で、

Mさんは自分の中心軸まで影響されない様に、

しっかり自分を守って来たのだとも考えられます。

 

捻れなどの違和感を長い年月の間ずっと感じ続けるのは、

想像以上に大変なことです。

通常は、無視している内に感覚がマヒし、忘れて行きます。

忘れても捻れの存在は消えませんが。

 

その違和感から逃げ出さずに、捻れの感覚を直視し続けて来たMさんは、

外のどんな力にも屈することのない、非常に芯の強い人なのかも知れません。

 

実はすんごい頑固者だったりして~

 

そうお伝えすると、Mさんは、多分そうだと、楽しそうに笑いました。

 

 

身体の変化を求める際に、大切なこと

 

MさんとRさんの事例から、

身体の形は心理的パターンと対応しており、身体が整うことで

思いや考え方の癖も変化すると考えられます。

筋膜は、身体のペースに合わせながら、その変化を着実にサポートします。

 

ですがそれには、まずご自身で準備して頂くべきことがあるのも、

事例から汲み取ることが出来ます。それは、

 

自分を変えよう、成長しようとする意識を持つことと、

 

変化・成長とは、今までの自分の在り方を手放して行く、

決して楽とは言えない道のりだと理解すること、

 

そして、その道のりの中にあっても諦めず、

自分で自分を鼓舞し続ける強さを持つことです。

 

この準備が出来ていればこそ、身体の変化を、

身体だけにとどまらない深い体験として受け取ることが出来るのだろうと思うのです。

 

 

 

 

 

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身体も、変化を受け入れるには準備を必要とする。

 

足裏に触れると、ひんやりしている。

 

奥まで冷え切ったように、シンとしている。
まるで雪の降る日の、染み透るような静けさのようだ。

しばらくすると、奥の方に小さな明かりが灯ったかのように、
微かな温かさが現れた。

 

ゆっくりゆっくり、小さな明かりが近づいてくる。
だんだん温かさがはっきりして来て私の手と触れ合った。と、

 

 

「エネルギーが流れてきた~」とのKさんの声。
「ね、私も今ちょうど、生体反応を感じたよ(笑)」

 

身体にも、受け入れる準備を整える必要がある。
こちらが一方的に与えよう、働きかけようとしても、
相手の身体の準備が整っていなければ働き掛けは生じない。
それを、改めて感じさせてくれた貴重な体験。

 

自然界には一方的な働き掛けは存在しないのだろうと、これは直観で思う。

 

例えば、稲光。天空から降りてくる稲光は、
大地から迎えに行く光の存在があって、落ちるべき場所に落ちていく。

 

生殖活動もそう。健康な女性性器は、
男性生殖器を自ら迎えに行く動きを示すのだと言う。

 

そう言えば、馬の仕事をしている時にも、同じことを感じたことがあった。

 

馬の調教は、「教える」という文字を使っているけれど、
実は教える事なんてできない。

 

馬が乗り手に耳を傾けて、
「なぁに?何て言おうとしてるの?僕に何をしてほしいの?」と

 

そういう意識を持ってくれて初めて、
こちらの伝えたい事、学んで欲しい事を伝える事が出来る。

 

こちらから教えるのではなく、相手が
学びたいと思う意識を作ることが調教。
それが、その時に学んだ大きな気づきだった。

 

 

施術でもまた、同じだと感じる。

 

施術によって身体に生じる変化は、実は
身体が施術に来る前にすでに準備をしているから起きる。
症状は、「これはもう手放したい。何とかして。」というサイン。

 

今までは、身体の全体性を保つのにどうしても必要だった緊張。
でも、もう今はいらない。
これがあると、今はかえってバランスが崩れる。
だから、何とかして欲しい、気付いて欲しい。

 

 

身体が手放す決意をしたからこそ、
意識はそれに反応して何とかしてくれそうな方法や施術者を探す。

 

ここのやり取りには、私達の顕在意識は介在していない。
だから、症状が起きている本当の理由や自分の内側で何が起きているかは、
本人には分かっていないことが多い。

 

蛇足ながら言うなら、これは身体の慈愛なのかも知れないと思う。
もし、全てのことを私達が知覚したなら、
きっと楽な日常生活は送れないだろうから。

 

そうやって、クライアントさん達は無意識や身体に突き動かされて、
ここを探し出して訪れてくれる。

 

だから、施術では身体の意志を尊重することを一番大切にする。

 

無理やりに「良くしよう」とせず、身体がどう変化したいのか、
どんな順番なら楽に今の状況を手放せるのか、
それを丁寧に身体から聴き取っていく。

 

施術者は、身体の鏡になる。

 

無理やりに力づくでやろうとすると、身体は抵抗を示す。
だって、自分で心の準備はしてきている訳で。

 

勉強しようと思っていたのに「宿題やったの!?」なんて言われると、
あぁ~もうヤメタ!!って思うのと一緒。

 

身体が自分で手放そうって決めて
ここを訪れてくれたことに感謝をしながら、
その動機を上手く後押しして行く。
他者である施術者にできるのは、それだけ。

 

そして、必要な後押しが出来たならば、その時にこそ
準備の範囲を超えて身体は大きく変容するのだと、そう思う。

 

 

 

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身体は弱さを隠す。/顎関節の痛みと形の変化の過程

開院してまもなくの頃から
来院して下さっているAさん。Aさんの症状は繰り返し
同じところに出る傾向が強いのですが、

その中でも変化の起きにくい手ごわい症状が、
顎関節の痛みと右のこめかみの上辺りに起きる偏頭痛でした。

ご自身も医療関係のお仕事をされており、
他者の心の動きに非常に繊細に反応される方です。
それでいて深刻さがなく、明るく朗らかで、
ほっとするような温かさのあるお人柄

 

そのお人柄にたがわず、身体の反応もとても早くて素直。
にもかかわらず、顎関節に関しては手こずりました。

施術を通して徐々に全身のバランスが修正され、
当初の、口を開ける時に顎関節に痛みが出て大きく口を開けられない、
という不具合を感じることは少なくなっては行きました。

ですが、これは「癒えた」のとは違います。
外側から顎関節に触れると、まだ内側から強く外に押し出されたかのように
出っ張った形をしています。左右両方とも。

 

この内側からの力が消えない限り、
顎関節が本当に楽になるわけではないな、そう感じました。

 

はっきりと違和感のある手触りなので、施術の度に気になる。
そう感じる所と言うことは、やはり正常な状態ではないのですね。

Aさんの施術は、ほぼ1か月に1度のペース。
10月にいらっしゃったとき、顎関節が大きく変わりました。
内側から関節を押し広げる力が、消えたのです。

原因は、首でした。
首の一番上、後頭骨と頸椎の1番をつなぐ関節部分が詰まっていたんですね。
少し、捻れも加わっていた様です。

早い段階でここに施術していたら、もっと早く改善したのでは?
そう思われる方もいると思います。

身体は、弱点を巧みに隠しています。
緊張を塗り重ねて念入りに固め、
そこには問題がないかの様に気配を隠します

そこが重要な所であればある程、
隠し方には念が入っています。

隠されたものに姿を現してもらう為には、
上塗りされた緊張をひたすら、根気よく丁寧に剥がして行きます。
そして、現れる時を注意深く見守ります。

 

後頭骨の下縁にある緊張を、
細かくこまかく丁寧に解いて行くと、

首の後ろ側の緊張がゆるみ・・・、
頸椎の並びが滑らかになり・・・、
だんだんと色々なところが変化して行きます。

さらに細かく、深く、ただ黙々と、
後頭骨の下縁の緊張を解いて行きます。

その果てに、やっと一番上の頸椎がゆるみ始め、
ここの骨がこんなに固まってたとは~!
と状況がはっきりと分かり始めた時に、

 

顎の関節の内側で、圧力が抜け始めました。

 

(施術は主に右手で刺激、左手で
身体全体に起きている反応をモニターしています。)

 

外に出っ張っていた左右の顎関節。
その内側で力がす~っと抜けて行き、出っ張りが平らになりました。

 

ご本人にも確認してもらうと、
「関節の所がスッキリ、滑らかになってる。
顔の皮膚も柔らか~い!良かった~」と。

 

こうした変化は、身体による自発的で能動的な反応。
そこには脳によるコントロールは介在しません。

 

細胞同士が、互いの間に生じる張力の変化を感じて、
当意即妙、自ら動き出します。

 

こうした動きを感じる時、
身体の中に隠された秩序、身体の知性に触れた…!と感じます。
施術の深い面白さを実感する幸せな瞬間です。

 

これは本当に楽しくて幸せで、
一人で味わうのはとっても勿体ない!
だから、こう思いながら施術します。

 

クライアントさんにも同じように体感してもらえたら。
そうしたらきっと、

身体の素晴らしさや神秘を実感してもらえる。
身体との信頼関係を深めてもらえるだろうなぁ!

 

 

 

 

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緊急時は、まず腎臓に手当てを。~エネルギー的現象を肉体から捉え直す

ショック状態になると、

腎臓のエネルギーが一気に消耗する。

それを放っておくのは

身体にとって危険なのだと、

以前さるヒーリングスクールで

教わりました。

ふ~ん、そうかぁ。

そんな程度に思っていたのですが、

つい昨日、「おぉ~、確かに!」 💡 と

身を持って知る機会がありました。

昨日、エアコンのファンに

指を突っ込みまして。

指を挟んで「ひぇぇ~」 😯

とショックを受けた後に、

腰の辺りが浮ついているような、

力の入りにくい感じがしているのに

気付きました。

少し細かく感覚を観察してみると、

胃の辺りにも下から上に向かって上る

モヤモヤとした感触があって、

それは身体の感覚なのに、

不快感と言うより

不安感に近い感じでした。

この一連の感覚が、

腎臓のエネルギーの急激な消耗の

現れなんだなと、過去に教わった記憶と

配線がつながって、合点が行きました。

こういう面白い体感や気づきをすると、

どうしても分析と洞察を加えたくなります。

…これはねぇ、趣味なんです。 🙄

身体の感覚や

身体に起きる変化や現象を

生理学や解剖学とすり合わせると

どう理解出来るか、

考えずにはいられないんです。

普段とは違った見方の中に

身体を放り込んでみると、

なかなか面白いんです^^

さらに違う発想にもつながったりして。

と言うわけで、私の趣味に

お付き合いくださいね 😀

腎臓の消耗、その時何が起きているか。

さて、緊急時の

腎臓のエネルギーの消耗と

一連の感覚には、

どんな結びつきがあるか。

それを解明してみたいと思います。

そもそもショックやパニックの時は、

闘争逃走反応と呼ばれる身体の

生理的な反応のプロトコルにしたがって、

脳からの指令を受けて副腎から

ホルモンが分泌されます。

副腎髄質からのホルモンは、

血管や心臓などの循環系を

コントロールする作用を持っています。

緊急時には

身体の基本的な機能を守ったり、

患部を素早く補修するために

循環系の制御が必要で、

副腎髄質は急激に

大きな仕事をこなす必要に迫られます。

短時間で大量の

ホルモンを分泌するために、

副腎では大量のエネルギー

=酸素と栄養が必要です。

副腎にそのエネルギーを

与えてくれるのは、

横隔動脈、大動脈、腎動脈から

それぞれ枝分かれして来る血管です。

血管のつながりから、

副腎で大量のエネルギーを

消費する時には、

横隔膜や腎臓の方で一時的に

在庫切れ状態になることが予想できます。

はい、腎臓のエネルギーの在庫切れです。

そう言えば・・・。

胃の辺りで起きた、

上へ抜けるような不安感は

貧血になりそうな時の感覚に

似ていたなぁ。

ショック反応の余波で腎臓が在庫切れ

=虚血になったのだと考えれば、

腰に力が入らないような

浮ついた感覚が起きた事とも

つじつまが合います。

さて、ではこの現象を

放っておくとどうなるでしょう?

横隔膜や腎臓で

血液やエネルギーが足りなくなると、

副腎も十分に活動が

出来なくなります。

そんな時、体内では

恐らくこんな光景が

展開されているに違いない・・・。

血中のホルモン濃度を通して

副腎の活動を監視している脳からは

「ホルモン足りないゾ。

もっと頑張って分泌しろ~」

と催促が。

分泌したくても

エネルギー源が十分にないので、

副腎は懸命に頑張ってるけど空焚き。

それでも

血中のホルモン濃度は上がらないので、

催促は矢のように来る・・・。

(まるで借金取りじゃ~。 😥 )

頑張り続ける副腎、

思ったように反応を返してもらえずに

イライラする脳みそ。

ついでに、その間で

右往左往する自律神経。

この状況、

抑うつとか、自律神経失調とか、

そうした症状に近い気がしませんか?

どうしたら、

こうした状況を解決できるのでしょう?

はい、副腎にエネルギーがまわる基盤を

整え直してあげる事ですよね。

つまり、横隔膜と腎臓の虚血を

解除するのが先決なんですね。

だから、緊急時、

ショックを受けた時にはまず

腎臓に手当、なんです。

何よりもまず腎臓に手を当てて、

腎臓がほっと

落ち着いたように感じられたり、

顔に血の気が戻ったかなぁ

と感じられるまで、

十分に労ってあげて下さいね^^

これもまた、災害時や

手助けの必要な場面に

知っておくと良い

実用的な知識だと思いますヨ 🙂

精油と音叉の力。

 

エアコンの中の

黒い斑点(カビです^^;)が

ず~っと気になっていたのを、

 

 

今日になって

やっとキレイに掃除出来た! 😀

のは良かったんだけれど、

 

 

ゴリゴリゴリ…

「あ!やった!!」

 

 

掃除が終わる直前に

エアコンを付けまして、

最後の作業をしたんですね。

 

 

そうなんです、

案の定、

回転式のファンに

指を突っ込みました。

 

 

慌てて手を引き抜いて、

右手の中指が削れてないかを確認。

 

 

ほっ 😯

ちゃんと先っぽまで

無事にお肉がついてる~。

良かったぁ。

 

 

そして、中指さん、申し訳ない!

 

 

回転するファンにぶつかった指先は、

ジンジンする痛みと共に

膨れるような感覚がします。

 

 

このまま放っておくと、

患部はより痛みが強くなったり、

治りが遅くなったりします。

 

 

なぜかと言うと・・・

 

 

中指の様子を調べると、

関節が不安定になり、

皮膚や筋肉も妙に柔らかくヤワヤワ、

 

 

骨の表面でズルズルと動いて

骨格構造の安定性を支える力を

失っています。

 

 

これでは血管も

緊張度が足りなくなっているので、

患部を再建するための材料を

運んでくる血液が

患部に十分に届きにくくなるんですね 😕

 

 

患部では、細胞は言わば

パニックを起こしている状態です。

 

 

強い衝撃が加わることで、

自分たちの正常な振動数を

失っている状態と

理解してもらうと良いかと思います。

 

 

組織や器官には、それぞれ

独自の振動数があるのですね。

 

 

それは、私たち人間一人一人に、

独自のペースや

生活のリズムがあるのと同じことです。

 

 

 

 

音叉や精油は、ケガにどう作用するか。

 

 

せっかくなので、指を材料に実験。

通常、皆さんに行う施術の様に

筋膜からのアプローチでも患部の組織を

整えることは出来ますが、

ちょっと時間が必要。

 

 

なので、今回は

精油と音叉を使ってみました。

 

 

先日、思うところあって、

音叉と精油を用いる

ヒーリング手法を学びました。

 

 

レインドロップといって、

カナダの先住部族に伝わる治癒方法を

元にしているセラピーです。

 

 

精油も音叉も品質が確かなものは

一定の安定した周波数を生じます。

 

 

その力を借りると、

急なケガや打撲で

パニックになっている患部を、

効率的に落ち着かせることが

期待できます。

 

 

パニックが落ち着くと言うことは、

患部がそれ以上広がるのを

防ぐことにもなります。

 

 

まずは精油。

ヴァラ―というブレンドオイルを

左手に取り、痛めた右中指を包みます。

 

 

患部が落ち着いてきたからでしょう、

3分ほどの内に

腕~肩にかけての力が抜けました。

 

 

エアコンに巻き込まれた瞬間に

反射的に手を引っ込めた際に、

腕に力が入ったんですね。

 

それと、

驚いたせいで腰も力が抜けて

浮ついた感じでしたが、

それもふっと下に降りました。

 

 

腰が落ち着くと、

気持ちも落ち着きました。

 

 

指の状態を再度確認してみると、

関節はグラグラしていたのが止まり、

 

 

皮膚や筋肉組織も

ズルズル動いて遊ぶことはなくなり、

骨の表面で安定しています。

 

 

ここに、さらに

音叉を当ててみました。

 

 

音叉を3回、

患部の上で振動させます。

 

 

細かい振動が伝わると、

最初は痛みを感じます。

3回目にはそれが治まり、

指先の輪郭がはっきり

意識出来るようになって来ました。

 

 

処置の直後は、指先の皮膚感覚は

マヒしていましたが、

30分経って

軽い痛みと共に感覚も戻りました。

 

 

5時間経った今、

かれこれ2時間以上

PCに向かっていますが、

 

 

中指の痛みが気になって打てない・・・

なんてこともないです。

 

 

話は少し変わりますが・・・。

 

 

今の世界では、災害が増えて、

いつ何時ケガをする可能性や

ケガをしている人を

介助する可能性が

高くなっていると思います。

 

 

そんな場面に会わないに

越したことは無いけれど、

もし出会った場合には

自分に何が出来るのか 🙄

そんなことをよく考えます。

 

 

音叉も精油も軽く持ち運べるもの。

そして、誰でもかなり簡単に扱えます。

 

 

こうしたお助けアイテムがあったら、

いざという時に自分にも人にも

サポートの手を容易に

差し出すことが出来るんじゃないかな~。

なんてことを、

中指を見ながら考えています 🙂

 

 

 

不思議な現象のメカニズム:白目に生じるヒダと蝶形骨

 

横目で鏡を見た時、

目の端で何かが動いた気がした。

 

 

目を凝らしてみると、

白目の外側にヒダが寄っている。

 

 

母親によれば、

入院していた時 今は亡きおばあちゃんの目に

同じ現象が起きていたそうな。

 

 

おばあちゃんと一緒か~ 🙄

でも、珍しい現象ではないとも

言えるかな。

 

 

目の位置を正面に戻すと、

消える。

 

 

再び横目にしてみると、

瞼の外側のフチに押されて

白目の表面の膜が余ったように

集まってヒダを作るのが分かる。

 

 

ヒダは、黒目のキワまで来ると

止まる。

 

 

黒目は、白目の様には

膜が余ったりはしないらしい。

 

 

黒目は、その周りを

チン氏帯という小さな筋肉で

ぐるりと囲まれている。

 

 

いわば、びっしりと

まわりを楔で止められている様な

構造になっているので、

眼球の中で位置が安定して

保たれているのだろう。

 

 

逆に言えば、チン氏帯がなければ、

眼球と水晶体の位置関係が微妙に

ズレることだって

あり得るのかも知れない。

 

 

 

 

白目の変調と、蝶形骨の関係性

 

 

さて、

白目のヒダはなぜ生じたか。

 

 

その直前に行っていた

施術の影響としか考えられない。

 

 

蝶形骨が左へズレていたのが、

元に戻る変化を見せた。

 

 

ヒダが発生したのは右目。

蝶形骨は

眼窩の天井面を形成する骨。

 

 

その蝶形骨が

左へズレていたということは、

 

 

右目の外にある

動眼筋=外眼筋には、

蝶形骨から生じる左に引っ張る力が

持続的に作用していたことになる。

 

 

外眼筋は引っ張られて伸び、

その状態で固まっていたことが

想像できる。

 

 

蝶形骨の位置が戻ると、

右目に作用していた張力も緩む。

 

 

引っ張られて

伸び加減になっていた筋肉は

急に緩まって、

伸びていた分の長さが余る。

 

 

動眼筋は眼球を覆う膜に、

直接くっついている。

 

 

動眼筋が緊張しているときは

目の膜も一緒に緊張して

少し短縮するし、

 

 

筋肉の緊張がゆるんだ時には

膜も一緒に弛緩する。

 

 

急激に筋肉がゆるんだ結果として、

白目の膜が余ってヒダが寄る、

という現象が起きたわけだ。

 

 

ヒダ現象は20~30分ほどで

自然と納まった。

 

 

蝶形骨の変化によって

眼球のバランスも変化し、

目の膜には文字通り

「しわ寄せ」が来たけれど、

 

 

それは間もなく身体によって

バランスした状態へと

統合されて行った。

 

 

 

 

おばあちゃんの場合

ヒダが戻らなかったのは、

目や頭蓋骨に起きていた

緊張や構造のズレを

身体が自然と調整する力が

足りなくなっていたんだろうなぁ。