ホトトギス(山野草) ~ 11月の営業予定

 

10月は営業予定のお知らせを

すっかりしそびれました!

 

ついひと月前の10月の始めまでは

夏のように暑い日もあったのに、

今は想像もできないくらい

朝晩冷え込むようになりましたね~。

 

 

秋を象徴するホトトギスも、

そろそろ咲き終わりの時期。

 

思い切って、

花を沢山頂いてきました!

(ホトトギスの皆さん、ありがとう~。)

 

%e3%83%9b%e3%83%88%e3%83%88%e3%82%ae%e3%82%b920161025-1-2

 

白く細い花びらの菊のような花は、ヨメナ。

そう母は言うのだけれど、

ネットの画像で調べてみると違うような…。

あなたはだあれ?

 

濃い紫の実はヤブミョウガ。

緑色の小さな花がらが

いくつも集まっているように見えるものは、

フェンネル。

 

%e3%83%9b%e3%83%88%e3%83%88%e3%82%ae%e3%82%b920161025-2-2

 

先ほどのホトトギスは縦長のシルエットで

はっきりとした斑が入っていたけれど、

こちらは少し丸みを帯びて

グラデーションが美しい。

 

上のは日本固有種に由来するもので、

下のは台湾系のホトトギスだそう。

 

同じホトトギスでも

かなり醸し出す空気は違っていて、

台湾の方は優しく可愛らしい感じ。

 

日本のものの方は何と言うか、

妖艶さがあると言いますか…。

 

でも日本で妖艶って、

何かイメージじゃないなぁ(^▽^;)

 

%e3%83%9b%e3%83%88%e3%83%88%e3%82%ae%e3%82%b920161025-3-2

 

野紺菊の優しい紫は、

青竜という名前を持つ

青味の強いホトトギスと

同じ色調。

 

ね?

抜群のコンビネーションでしょ?

昔から相棒でした、っていう感じで

お互いによく馴染むんです。

 

 

 

11月のお知らせ

 

ではでは、

11月の営業のお知らせに入りますね。

 

臨時でお休みさせて頂くのは

3日(木・祝)、5日(土)、7日(月)

となります。

 

施術者として

自分自身がさらに成長するために、

エネルギー世界の勉強に行って来ます。

 

それ以外の日は

通常通り営業いたします。

 

 

前日までにご予約のない場合には、

急遽休みとなる場合もございます。

 

ご予約の際には、

なるべくお早めにご連絡下さいますように

お願い申し上げます!

 

DSC_0002_18

 

 

 

 

自然に倣って、草花を活ける~9月の営業予定

 

長く暑い夏を

ふぅふぅ言いながら過ごして来て、

やっと9月!

でも、まだまだ暑さは続きますね~。

 

すっかりブログの更新が伸びてしまい、

ほぼ2か月ぶりと

大変お待たせ致しました!

 

中には、neMu no ki は

活動しているんだろうか?と

心配して下さっていた方も

いらっしゃるかも知れませんが(^人^)

 

 

 

その人の歴史に触れる臨床

 

今年は年明けから、

ブログではなく施術のレポートとして

文章を綴って来ました。

 

今年は人だけでなく、

動物に施術をさせてもらう機会にも

何度か恵まれたのですが、

 

人にしても動物にしても、

一回一回の施術で触れるのは、

その存在の生きて来た

「蓄積された時間」そのものであり、

言わばその個人や個体の歴史です。

 

それはいわば一回一回の施術が、

それぞれ異なる存在を対象とした

フィールドワークになっている様な

感じでもあります。

 

そうした

重みと深みを持つ臨床を通して、

感じたり理解した体験の

できるだけ全ての側面を

言葉にしようと試みました。

 

それは、私自身が臨床を経験する中で、

「身体」は単なる物質ではなく、

私たちという存在の表現そのものであり、

身体が示す現象や事柄はすべて

私たちそのものである、ということを

理解するに至った為です。

 

だから、出来るだけ

その理解が生じた現場を

その時のままの形で

皆さんと共有できたらと、

そんな風に思いう内に、

レポートとしてのボリュームを持った

文章になって行きました。

 

 

臨床の一部始終を

筋道の通った文章として

再編成し直すのは、

予想以上に骨の折れる作業でした。

 

この作業に何度か挑戦した後、

文章を書く気力をすっかり

使い果たしたのでしょう、

 

ぷっつりと、書こうとする意欲が

途絶えてしまいました(^▽^;)

 

 

感覚や観察を通じて

感じ取ったり理解した事柄と言うのは

さながらプリズムのようなもので、

 

それは、文章にしたり

言葉に置き直そうとした時の

自分の意識の在り方や、

自分の意識の成長の度合いに応じて、

当初とは全く異なった意味合いを

持つものに見えて来たりもするものです。

 

その為、その体験を振り返る度に

それまでとは違う

解釈や気付きが出て来たりもします。

 

一つの体験が与えてくれる

様々な方向におよぶ豊かな気づきは、

体験した本人にとっては

どれ一つとっても重要です。

 

一つの骨子に沿って文章を書く時、

様々な方向に伸びた体験の枝葉は、

打ち落として行かなくてはいけません。

 

それはあたかも、自分の内側の世界で

バサリバサリと刀を振るって、

切った張ったの騒ぎを

やっているようなもので、

 

自分自身の内なる豊かさを

自ら削いでいく作業でもありました。

 

「言葉」はある意味、

本当に刃物なんですよね。

 

だからこそ、思った以上に

エネルギーを消耗したのだと思います。

 

 

こうして、

書くことに向かえなくなった自分を

見守りながらいる内に、

7月は書ける題材が浮かんで来ました。

でも8月は、復活ならず。

 

一旦頑張り過ぎてしまうと、

復活には時間がかかるものです。

 

9月に入ってから

ここ数日でやっと、

書こうかなという気持ちが

少し戻って来た様に感じます。

 

と言う訳で、性懲りもなく

臨床に関する話を少し

書き始めたのですが、

まとまるにはもう少し

時間が必要そうです。

 

もうすでに

9月は始まっているので、

今回のブログではまず

営業日のお知らせをしなくては。

それと、

 

neMu no ki の院内には、

いつも小さな活け花が二つ

飾ってあるのですが、

 

「どうしたら、

こういう風に活けられるの?」

とご質問下さるクライアントさんが

嬉しい事に結構たくさんいらっしゃいますので、

 

今回は、

野の小さな花を可愛く

バランスよく活けるコツについて、

写真を使いながらご紹介して行こうと思います。

(沢山の蚊に追い掛けまわされながら、

必死に撮影して来ましたヨ~!( ;∀;) )

 

 

 

9月の営業予定

 

9月は、10日と24日の土曜日、

27日の火曜日とが、

臨時でお休みとなります。

 

その代替日として、

ご要望に応じる形で

18日(日)と21日(水)は

営業を予定しています。

 

それ以外は、通常通りの営業です。

定休日は毎週水・日曜日、

祝祭日も、水・日以外は営業致します。

 

営業時間は11時~20時、

施術の最終受付は17時となります。

 

(集合住宅の一室ですので、

まわりへの影響を考慮して

最終受付は早めとなっています。

 

17時ではどうしても難しいという

ご事情がある場合には、

遠慮なくその旨をご相談ください。)

 

 

 

自然の中に在るが如く

 

花は、野にあるが如く。

 

これは、
茶花を活ける時の心得だそうで、

 

花を活けるコツと言えば

究極的にはこの一語に尽きるだろうと

まずは念頭に置いて頂いて(#^.^#)

 

今は、野辺や山道だけでなく、

住宅街の公園などでも

咲いている草花を摘むことは

禁止されている所が

多いかも知れませんが、

 

シチュエーションはともかくとして、

何種類かの花が咲いていて、

その中から花材を選んで

活ける場合を想定して

説明をして行きますね。

 

 

 

花は、生命力に余裕のあるものを選ぶ

 

まず一輪、

メインになりそうな顔をしていたり、

メインにしたいなぁと思える花を

選びます。

 

秋なので、

ホトトギスを選んでみました。

ホトトギス(地植え)

 

 

選ぶ際には、花弁の開き具合や

枝と花の角度などをよく観察します。

 

枝が曲がっていたりすると

後で他の花と合わせにくく、

活ける際の難易度が上がります。

 

花弁は、出来るだけ

きれいなものを選びます。

 

開き切っているものよりは、

まだ完全なる開花に

余裕を残しているものの方が

望ましいです。

 

開き切っている花は

花の持ちが悪いことが

多い為なのですが、

 

観る人にとっても、

生命力に余裕のある花の方が

観ていて元気になる感じがしたり、

ほっとする感じがあります。

 

「その花を目にする事で

自分はどんな感覚を感じるか」

ということを

意識的に認識しておくことは、

花を活ける上ではとても

重要になって来ます。

 

ちなみにホトトギスは、

私の個人的な印象ではありますが、

ひっそりと木陰に咲くけれども

凛として一本芯の通っている様な、

強く可憐な雰囲気の花に見えます。

 

それは、

ホトトギスの生えている場所から、

花の形や色味であったり、

枝のすーっと真っ直ぐ伸びている様子、

植物を構成している組織の強さまで、

 

ホトトギスの様々な特徴が

感覚的にまとまった形で受け止められる事で、

おのずとそうした印象に

見える様になるのだろうと思います。

 

メインの植物は、

葉の存在も大切です。

 

形の良い、合わせやすい葉を選び、

花の長さに合わせて添えます。

 

左手の中で、

花と葉のバランスを決めます。

ホトトギスの花と葉を、左手の中で合わせる

 

自然に咲いている状態で見ると、

ホトトギスの花の位置は

葉よりも高いというだけでなく、

うっそうと茂る葉群(はむら)から

伸びあがる様にして咲いています。

ホトトギスの枝ぶり

 

そのニュアンスを

殺さない様にして葉を添えると、

しっくり感じられるバランスを

見つけ易いのではと思います。

 

 

 

異なる花を合わせる:「空間」の中の関係性

 

ホトトギス一輪でも

十分に素敵なのですが、

もう少し賑やかにして行ってみます。

 

花を取り合わせる時に

「難しい~」と感じる方は、

「まとまり」のあるバランスを見つける事に

難しさを感じているのではないかと思います。

 

枝の伸び方や

花の付いている角度など、

同じものは一つとしてありませんよね。

 

それぞれ個性を持っている植物を

上手く合わせるには、

 

植物が「空間」をどの様に使っているか

と言う視点でもって、

メインの植物をよく観察してみます。

 

「空間」が把握出来たら、

その中でそれぞれの植物が

居心地の良い配置を見つけるようにすると、

植物同士の関係性には自ずと秩序が現れ、

調和して見える様になります。

 

 

具体的にやっていってみますね。

 

まず、ホトトギスの形を確認します。

 

茎から花にかけてのラインは

右に弧を描いており、

右下に空間があります。

 

ホトトギスをメインにするなら、

ホトトギスよりも前に配置するのは

ホトトギスよりも小さい植物、

 

ホトトギスよりも大きいものは、

後ろに配置します。

 

小さい植物は

ホトトギスの懐に入れる様なイメージで、

右下に開いた空間に配置します。

花のバランスをみる

 

ふたたび自然の状態を考えると、

隣り合って生息している植物は、

互いに枝葉を伸ばす領域を

調節し合っています。

 

中には精力が強いのでしょう、

他の植物のスペースをすっかり

侵食してしまうものもいますが(^▽^;)

 

長年、同じ場で

他の植物たちと共生しているもの達は、

 

枝葉が擦れて傷つくことのないよう、

相手が伸ばしている所は避けたり、

互いに伸ばし方を加減しながら、

上手く生きる術を知っている様です。

 

他の花を合わせる時には、

メインの植物が

空間を解放している部分を見つけ、

そこに配置してあげるようにすると、

植物は互いのスペースを邪魔することなく、

一緒に、心地よくいられるようになります。

 

 

 

加えたい要素を見つける

 

下の空間に配置する植物を、

ひとまず2種類選んでみました。

合わせる花のバランスを見る

 

ラベンダーに似ている花は、

ブルーサルビアの、まだ蕾です。

 

枝の枝垂れている濃い紫の花は、

デュランタ。

宝塚と言う品種名がついています。

 

花の大きさや量、

枝垂れの強度などによって、

どちらの植物も

華やかさが変わります。

 

地味目のホトトギスと比べて

目立ちすぎない様に、

適度なものを選びます。

 

 

う~ん。

紫だらけダ~!(^▽^)

 

3種類ともどちらかと言うと

シュッとした姿の細身の植物ですし、

何となく少なくて、寂しい気がします。

 

と言う事は。

色味に幅を持たせて、

全体的にボリュームが増すと、

雰囲気がだいぶ変わりそうです。

賑やかになって楽しそう!

 

 

ボリューム感があって、

賑やかな色の植物…

(と唱えつつ、庭の花を物色。)

 

あった!

オミナエシ。

オミナエシ

 

ちょっとくさいのが

玉にキズなんですけどね、

秋らしさもありつつ、

華やかで可愛い花です。

 

オミナエシは本当は

ホトトギスよりも背丈の

高い植物なのですが、

 

これだけのボリュームだと

ただでさえ目立ってしまうので、

一番下の方へ配置します。

 

足元の方に

ボリュームのある花を持ってくると、

花器の中にいれたオアシスも

上手く隠すことが出来るので、

一石二鳥です。

花器とオアシス

 

ちなみに、この写真の

注ぎ口のある小さな器は、

元々食器として作ったものを

花器として使っています。

 

中に入っている

緑のスポンジ様の物体がオアシス。

 

ダイソーなどの100均に行くと、

ガーデニング用品の売り場に

置かれています。

 

小さい花を活けるのに適した

丁度良い花器というのは

なかなか見かけないかも知れませんが、

 

例えば

小さな香炉と小皿を合わせるなど、

アイデア次第で使えるものが

きっとお家の中にあると思います。

花器の一例

 

月見ウサギの小皿の

真ん中にあるのは、

ウサギの香炉。

 

重さのある植物を立てると

倒れてしまうのですが、

ささやかに活けても十分、

存在感があります。

ほら、ね!

ウサギ香炉を使ったミニ活け花

 

 

 

仕上げ:「あそび」を持たせる

 

花の取り合わせは、大体これで

ヨシとして。

 

でもね、何となくこれだと

アソビが足りない感じがするんですよね。

 

ちゃんとした顔の植物ばかりで、

風が吹いて来ても

そよとも揺れなそうな…。

 

そう考えると、

そよっとそよぐものは

決して花じゃないんですよね。

葉っぱの方です。

 

葉っぱも観察すると、

色んな印象のものがあって、

しかも活け花全体の雰囲気を

かなり変えてくれます。

 

丸い葉っぱは全体の雰囲気に

柔和さや可愛らしさを与えてくれるので、

個人的には好きでよく使います。

 

ここでは、

風の軽やかなニュアンスを

上手く表現してくれる葉っぱが

あると良いなぁ。

姫ススキ

 

これは、姫ススキ。

細くて強い葉っぱで、

先端まできれいに伸びています。

 

先端の方が枯れて来ているものは、

そこだけくるんと

美しい弧を描いていて、

「あそび」の感覚を与えてくれます。

姫ススキノ葉を添えて、ニュアンスを出す

 

 

姫ススキはシューっと立ち上がってるから、

風と戯れると言うよりも

凛と自立している感じカモ(^▽^;)

まぁ、それもヨシです!

 

少し客観的にバランスを観てみて…。

ふむ。

花が右に偏っているかな。

もう少し緑が多い方が

「自然」の感じに近いかも。

 

今度こそ、軽やかになったかな?

もみじを選びましたヨ。

モミジと姫ススキを添えて

 

ここまでバランスが決まったら、

これを仕上がりのイメージとして

覚えておきます。

 

あとは花器の大きさに合わせて

茎の長さを切り、

イメージに則して

オアシスに挿して行きます。

 

花を挿す際には

花を選んだ時と同じ順番で行うと、

イメージ通りのバランスを

保ちやすくなると思います。

ホトトギスにオミナエシ

 

 

もし花瓶に生ける場合は、

花瓶の口が大きすぎると

せっかく決めたバランスが

崩れてしまうので、

 

花瓶に生ける前に

花の根元を針金でまとめます。

これも、100均で

園芸用の緑の針金を入手できますよ~!

 

 

 

見えないものを見る訓練

 

自己流ながらも

お店の花を活け始めておよそ8年。

 

花を活けることって、

植物同士を取り合わせて

その中に自分なりの「調和」を

再現する事なんだと思うんです。

 

そして、花を活けることって、

実は人間を視ることと

同じじゃないのかなぁって思います。

 

「関係性」は目には見えませんが、

 

お互いのほんのわずかな距離感や

ほんのちょっとした言葉掛けや、

一見些細に思えることが

見えない関係性を作るうえでは

すごく重要な要素になっていたりします。

 

それを、植物の間にも

感じ取ることが出来るか。

 

花を活けることが、

実は施術者としての自分にとって

感覚を育てるための大切なトレーニングに

なっているなと思うんです。

 

 

秋は沢山の花が咲く季節。

「この花は可愛いなぁ~。」と

思わず目を惹かれた時には、

ぜひ時間を作って

植物と向き合ってみて下さいね!

nemu-ウキウキ

 

 

 

 

グリーンフィンガーの庭 ~4月と5月の営業予定

 

 

4月も早々と3分の1が過ぎて、

桜の時期もすっかり終わりを迎えましたね~。

 

01f4f889e17371e12607e21f452c8593b3ddc8ea88

桜散る、くにたち大学通り

 

今月は記事の投稿が遅くなりましたが、

みなさま、お元気ですか~?(^o^)

 

前回、前々回と

馬に関する記事を書いて来まして、

今回も残すところあと1頭、

ポニーの施術についての記事を

ご紹介する予定でいました。

 

無理をせずに、

文章が浮かんだら書く、

書きたいという意欲が湧いた時に書く。

 

訳あって、そんなことを

意図的にしていたんですが、

そうしたら、1ヵ月では

書き終わりませんでした(^▽^;)

 

なので、今回はちょっと横道。

これまた1年ぶりになるのですが、

植物についての記事と

今月と来月の営業予定について

ひとまずアップ致します!

 

 

4月と5月の予定

 

早くも、4月の末からは

ゴールデンウイークが

始まるんですね!

 

neMu no ki は、

世間の祝祭日に関わりなく

定休日の水・日以外は

営業する予定です。

 

とは言え、

きれいに青空が広がる予報で

しかも予約が入っていない!

なんて日があったりすると、

 

お店を飛び出して

自然の中に充電しに行く可能性も

十分に考えられます(#^.^#)

 

ご予約の際には

店主の身柄をつかまえられる内に(^▽^;)

なるべくお早めに

ご連絡くださいませ~!

 

 

4月は、11日以降は

臨時休業の予定はありません。

5月は、21日(土)が

臨時休業になります。

 

 

 

グリーンフィンガーの庭

 

【丹葉桜/ニワザクラ】中国より江戸時代に渡来したと考えられているバラ科の植物。(参照:http://www5e.biglobe.ne.jp/~lycoris/niwano-hana-april.html)

【丹葉桜/ニワザクラ】中国より江戸時代に渡来したと考えられているバラ科の植物。(参照:http://www5e.biglobe.ne.jp/~lycoris/niwano-hana-april.html)

 

店主の母親は

植物とお話が出来る人でして、

 

(本人が、大真面目に

そう言うておりまして。

 

わたくしめも、

そりゃそうだろうねと

これまた大真面目に

思っておる次第です(*^^) )

 

消え入らんばかりに

元気をなくしている植物でも、

 

その個体に合う適所を

探し出して植え付けると、

 

3年も5年も気長に待ちながら

見事に花をつけるまでに

回復・成長をさせてしまいます。

 

植物と仲の良い

そうした人のことを、

グリーンフィンガーと呼ぶのだと

教えてくれたクライアントさんが

いましたっけ。

 

今や、母親が管理する

店主の自宅の庭には、

200種類以上の植物が

それぞれに環境に適応しつつ

のどかに生息しています。

 

【デショウジョウ/出猩々】

【デショウジョウ/出猩々】 新芽~若葉が美しい赤色のもみじ。名称は、能の演目「猩々」に由来。めでたい演目で、赤髪に赤衣の猩々が酒を飲み、舞いを舞う。猩々は中国を起源とする精霊のような獣のようなものらしく、七福神に加えられていた時代もあったという。 (参照:①http://komorebit.exblog.jp/9635293/ ②http://www.kyosei-tairyu.jp/shichifukujinn/donnna/14.html)

 

 

neMu no ki に毎日活けている

小さな花々は、

そうして育ってきた

植物たちです。

 

わが母親から

丁寧に見守られ、

 

おのおのの物語が

母の中でいきいきと

生き続けているからなのでしょう、

 

彼らは一つ一つ、

はっきりとした存在感を

持っているように感じます。

 

0142ad4029578c42b5a25e127760e9fd4b0ddb37bf

【白梅の実】 年始に花をつけていた白梅が、春と共に実をつけ始めました。 この樹は、店主よりもこの家に居る年数がほんのわずかに長く、今年で齢42。おばあちゃんが駅前で1800円で買って来たのよ~、と母。よく覚えてるなぁ(^▽^;)

 

 

neMu no ki の空気を作り出す花たち

 

花を摘む時には、

彼らの生命力の結晶を

頂いている気持ちになるので、

出来る限りの注意と敬意を払います。

 

01cb807df0cabc9b679a1933a78da4f241b4f599ba

【白雪芥子/シラユキゲシ】薄暗い木の陰にひっそりと佇んでいるのに、思わず目を惹かれる可憐な姿。でも、日影が大好き。ケシ科の植物で、別名スノーポピー。水分の多い細い茎を折ると、明るいオレンジ色の液が出て来る。中国では血水草と呼ばれ、全草を乾燥させたものは生薬として黄水草と呼ばれる。(参照:https://minhana.net/wiki/シラユキゲシ(スノーポピー) )

 

まずは植物全体の

バランスを観てみて、

 

摘むことでかえって、

 

全体の形のバランスや

その形の中を流れる

エネルギーの循環が、

より良くなりそうな所に

咲いている花であることや、

 

また、その花の枝ぶりや

咲いている姿そのものに

風情があることなどを基準にして、

花や枝を選びます。

 

010512a043231389f064f90c9f6f4bfdf041639654

【白花万作/シロバナマンサク】 洋名をフォッサギラ・マヨールと言い、アメリカ南東部(アラバマ州の辺り)に生息する落葉小低木。花弁に見える白いブラシ状の部分は雄蕊が密に生えたもので、花弁は持たない。(参照:http://hanazukan.hanashirabe.com/xs.php?fid=c0690)

 

選びながら、

「摘ませてもらっても良いですか?」

と、花に問いかけます。

 

その時に、何となく

視線の合わない感じのする花は、

摘むのを止めます。

 

【ツルニチニチソウ】俗にツルキキョウと呼ばれるが、同名の別の植物がキキョウ科にあり、2センチの小さな花を付ける。写真の花は6~7センチあり、本来の名はツルニチニチソウ。同じ種族のほとんどが毒を持つというキョウチクトウの仲間で、こちらのお方にも、アルカロイド系の毒があるそうな…。(参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/ツルニチニチソウ)

 

正面を向いて、こちらに

まっすぐに視線を返してくれたり、

時にはニコニコと笑ってくれる花に、

「ありがとうねぇ。」とお礼を言って

摘ませてもらいます。

 

01a5559110959b6eaa1764f053ab6b2ad15e1175d3

釣り鐘型をした薄い緑の花は、バイモ属(貝母)のアミガサユリ。貝母とは、玉ねぎのように層状の根(鱗茎)を地下に二片持ち、それらが互いに貝のように接していることに由来する名。黄色い花は、ウンナンオウバイ(雲南黄梅)。モクセイ科ソケイ属と言って、ジャスミンと同じ種族。紫の玉っころが寄り集まっている花は、ムスカリ。元々の原種にはムスクのような香りがあったことから、この名があるそう。(参照:ウィキペディア内の各植物名)

 

そうやってneMu no ki に

来ることを承諾してくれた花たちが、

 

今度はここで、

クライアントさん達を快く

お出迎えしてくれています。

 

日本の野の花~ヒトリシズカ

 

 

そこかしこで、春の花が

満面の笑顔を見せながら咲き始めましたね~!

 

歩いていると、色んな表情の花に出会うのが楽しくて、

少し歩いては写真を撮り、

また歩いては写真を撮り。

 

なので今回は、

自然の中で目に留まった花の写真をアップします!

 

とか言って、

ここの所、梅の花やら桜の花やら、

自然の花の姿ばかりをブログに載せてる気もしますが~。

 

…いえね(*^^)

つい先ごろ、通信料を節約しようと思いまして、

長年利用していた携帯会社をエイヤっと乗り換えまして。

で、その際に携帯をiPhon6にしたのです。

(意外とミーハーって?えへへ、まぁ…(;^ω^)

でもね、お得だったのですよ~。)

 

通信速度の速さだとかシステム的なことは

凄さが良く分からないんですけど、

 

写真が本当~にきれいに撮れるので、感動です!

ついつい、撮るのが楽しくて、

色々写しまくっているのです!

DSC_0002_30

 

そんなこんなで、

外を歩いていると良い被写体が沢山あり過ぎて、

遅々として前に進まないのでありますが…。

 

 

ほら~!

補色にあるオレンジと青のコントラストが美しい

街路樹の下のオオイヌノフグリとキンセンカ。

 

01a8fddf2b8365567fc5985affe626bcd949285432

 

こちらは菜の花。

う~ん、陽の光を一身に浴びて、

黄色が何とも鮮やか✨

左上の方に、花弁にまざって黒く映っているのは、

蜜を一生懸命吸っていた虫のおしり。

 

01ae70339d439cdc97b6af6f0f9f805fb50881d433

 

葉っぱだって、

大きく開こうとし始める姿は十分に魅力的です。

 

01608740df48158b0b65b34bc2c344efcf09dfcf2f

 

うちの庭にも居ましたよ~!

じゃ~ん。

 

0123f2038ac8d7de90747bd8566fbcc313c4f569b7

 

これね、ちょっとタワシみたいでしょ?

ところがどっこい、

「一人静」っていう優美な名がついているんですヨ。

 

こっそり見えにくい場所に咲いているから、

とか言う事ではなくて、

静御前の舞い姿になぞらえての名前なんですよ~。

ステキでしょ~(*’▽’)

 

蕾が開き始めたのは、1週間ほど前。

イガイガの葉っぱからツンツン頭が

のんびりと伸びをしながら出て来てる感じでしょうか。

何とも言えず可愛らしいですよね~。

 

0193f7632868d2f65150e3a67f010c8a85f45656ce

 

本当は、摘んで来て

neMu no ki に飾りたいと思ったんですけど、

写真を撮っていたら情が移っちゃいまして。

摘むことは出来ず…。

なので、せめてここで皆様に見て頂けたら嬉しいなと!

(と言いつつ、結局、翌日摘んじゃってたりして…(;^ω^))

 

せっかくなので、

一人静の植物としての情報にも少し触れますね。

 

センリョウ科のチャラン属。

チャランは、茶蘭と書くそうです。

(以下、イー薬草・ドット・コムを参照。)

 

タワシのような形の、

白い針状の部分が花びらだと思うでしょ?

私はそう思ってました!

ところがあれ、実は雄しべだそうなんです。

 

一つの大きな(と言っても、小指の先端位ですが)花に見えるのは、

小さな花の集合した姿。

一つ一つの花は、3つの白い雄しべと

その根元にある緑の雌しべから成っていて、

花びらとガクはないんです。

(こういう形態の花を、裸花と呼ぶそうです。)

 

確かに、花が終わりに近づくと、

白い糸状の花びら(←しつこいですが、本当は雄しべ。)が

決まったように3本ずつまとまって落ちて来るので

何でだろう?と思っていたんですよネ。

なるほどなぁ~。

 

新芽や若葉は、山菜として食べられるそうです。

また、血行改善や利尿作用などの薬理効果があり、

全草を乾燥させて煎じたお茶は

神経痛やリウマチ、痛風などを改善するとして

中国で昔から飲まれているとか。

 

葉は少しごわごわとした感触ですが光沢があり、

茎は水分をたっぷり含んでいます。

そのせいか、摘んだ後の水揚げが難しく、

早朝に摘むか、茎を切った後にすぐに水につけないと、

あっという間に萎れてしまいます。

氷水につけてビックリさせると、復活したりもするそうですが(^ω^)

 

と言う事は、逆に考えれば

一人静は「水の流れ」への感受性が高いのかも知れないですね~。

自分の中の流れが繊細なバランスの上にあるから、

それが乱れると流れそのものが止まってしまう、という具合に。

 

そうした水への繊細な感受性が

血の巡りや利尿作用、リウマチや痛風など、

体内の水分の調節に作用する薬効という形になって、

私たちに恩恵を与えてくれるのかも知れないなぁなんて思います。

 

この理解が正解かどうかはともかくとして、

こんな形で、植物それぞれが帯びている性質そのものを

私たちに作用するエネルギーや力として理解し、

症状の緩和や状況の改善の為にその力を借りることは、

古来、当たり前にやって来たことなのですよね。

 

ちなみにホメオパシーやフラワーエッセンスは、

それを療法と言う形にしたものだと言えるでしょう。

 

(近縁の療法にアロマが挙げられると思いますが、

アロマテラピーは植物の性質よりも芳香を主眼とした療法です。

施術者のスタンスやアプローチの仕方によってはエネルギー的にも作用しますが、

それ以上に薬理学的と言えると思います。)

 

私たち人間も含めて、全ての生き物は

他者に働きかけて癒えるのを促したり

変容を助けたりする力を、

その存在そのものが本来持っているんですよね。

 

私たちの中にあるそうした性質であり作用であるものを、

北米の先住部族の伝統では「メディスン」と呼ぶのだそうです。

 

019c17efe15c679ecd8eb68c2c621cfb6f6ffd6650

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅の花と、3月の営業予定

 

毎度毎度ではありますが、

大変遅くなりました~!

3月の営業のお知らせをお伝え致しますね!

DSC_0002_25

 

と、その前に。

毎年恒例になって来ていますが、

今年も谷保天満宮に梅を観に行きました。

梅園の規模は小さいですけど

ちょうど8分咲きといった所で、

みんな良い顔をして咲いていましたよ~。

 

 

という訳で、梅の花写真館。

撮って来た写真を、一挙に

(って、本当はまだまだあるんですけど!)

お見せ致します~!

 

0158b85791d4210ba3e1f9a50ffbb317a293f172c9

 

01879f9c69cab5132b42a1359930407d9f933578e6

 

01550a01d1f07cd8e353b5353ade1e198725526e0f

 

 

 

015351dceeb81535fee653672172d8080e076c230d

 

014332cfea9137e7d9deda9bef0792f024241f8b55

 

011546f0523d88b641a9edda6b6c646cf6e4056f30

 

 

そうそう。

今までは花の写真を撮っていても

その「種」の雰囲気を撮る、と言う感覚だったんです。

例えば、梅なら梅という種として見ているというか。

 

 

でも今回は、梅を撮っている内に

小さな花の一つ一つが

違う表情をしてるんだなぁ~なんてふと思いまして。

そうしたら写真も自然と、

一つ一つの花を捉える様な感じになっている気がするんですよね。

 

 

そう考えると、

観に行ったその時に咲いていてくれている花とは、

一期一会の出会いなんですね。

毎年同じ様に咲いているように見えるけれど、

花の一つ一つに視点を移していくと

いつも違った花たちと出会っている訳です。

 

 

開き切って少し茶が挿し始めているもの、

やっと蕾が開き始めて、いよいよここからが見せ場ですよ~!

という気合が感じられるもの。

0175f519749873fdb8cdd869bf0df5e8a416ea428d

 

01c702ba941ad6973e8ec7c5f5e62a69eaa53d9388

 

 

上から出て来た蕾に押され気味のもの、

016c802b7dbf8c30494465e8c1fcbedcfee9827221

 

仲良くタイミングを合わせたように

塊になって咲いているもの達。

 

01b8f134a6d3a65a0ddbe60a92a16db88eb40710ab

 

01b88047a467adcac3a63c5c213bd412f3d59f067a

 

 

露を含んで、何となぁく

色気のあるのもいたりして。

019af33eb0f40798ffb2b42fb469defc9e67f7f18d

 

 

 

こうやって会いに行った時に、

嬉しそうに咲いている花たちが居てくれるのは

何とも幸せな事なんだなぁ、なんて思ったりして。

 

 

こんな事に気づいたのも、

ボルネオに行って来て、自然との関係性が少し

深まったお陰かも知れません(*^^)v

ちなみに施術も、変化しつつあったりします~。

 

 

さぁて!

それでは3月の営業予定をお知らせしますね!

DSC_0002_30

 

3月は、臨時のお休みが

21日(土)と27日(金)にあります。

その代替として、22日(日)と、29日(日)

ご希望があれば開院いたします。

平日に時間を取るのが難しい方は、

この機会に遠慮なくご相談くださいね。

 

 

それ以外の日は、通常通りの営業です。

祝祭日に関わりなく毎週水・日曜日が定休日

営業時間は11時~20時までとなります。

最終の予約受付は、17:30とさせて頂いております。

(ご事情がある場合には、18時まで対応致します。)

 

 

ホトトギスは、日本の風土そのもの。

「今日の花」の記事のアップが、

気付いたら2か月ぶりになっていました~!   😯

 

この間に、お花は毎日活けてましたし、

写真も沢山撮っていたのですが、

何だか妙に慌ただしかった感じで、

ゆっくりと花についての文章を書く時間を作れなかった様な気がします。

…えへへ、弁解です~(^▽^;)

 

 

 

この間に撮りだめした写真を改めて見返してみると、

そのほとんどにホトトギスが入っていました!

 

お茶席の花としてもよく使われるホトトギスは、

こんなお花なんですヨ。

hototogisu-5-1

美しいでしょう~?✨DSC_0002_21

これはタイワンホトトギスと言うんです。

オーソドックスなホトトギスだと、

下の写真のように斑点が沢山あるんですね。

hototogisu-3-1

この斑点が鳥のホトトギスのお腹にある模様に似ているので、

ホトトギスと言う名前がついているのだそうです。

 

ユリ科のホトトギス属。

東アジアに存在する19種類のホトトギスの内、10種が日本に自生する固有種。

「日本列島原産の植物」なのだそうです。

(引用:https://www.kahaku.go.jp/research/db/botany/hoto/hototo.htm

 

ホトトギスは、こうして近くで見ると個性的で美しい花なのですが、

日の当たらぬ場所でひっそりと咲いている印象があります。

と言っても、群生してるんですけど。

 

強く自己主張することなく、

でも凛としてその空間に在る。

その感じが、何だか非常に日本的だなぁと感じさせられるのは、

日本という地を自ら好んで生まれて来て、

長い間この風土のエネルギーと共にある植物だからなのかも知れませんね。

 

 

 

ではでは、

作品をずらずら~っと並べて行きますね~!

 

まずは、リンドウとホトトギス。

ピンク色のポンポンをつないだような植物は、コキアが紅葉したもの。

hototogisu-1-1

 

こちらは、野紺菊と紀伊上臈(キイジョウロウ)ホトトギス。

まだツボミですが、開くと中には赤い斑点があります。

 

上臈ホトトギスは幾つか種類があるのですが、

すべて絶滅危惧種になっているそうです。

大事にしなくちゃ~!

hototogisu-2

 

赤い粒々がついているのは、ミズヒキ。

一番下で少しうつむいているのは、八重咲きの秋明菊。

hototogisu-3

 

私が作品として一番気に入っているのは、この下の写真です。

 

姫ススキの穂のまわりには、ほんわりとした温かい空気があって、

アメジストセージはモコモコとした心地よい手触りをしています。

 

これから寒い季節を迎えますよ~、暖かくしましょうね~。って

植物から声をかけられている様な気がします。

hototogisu-4

 

こちらが最後。

緑の粒々しているのは、オオバショウマの種。

左側の緑の物体は、ホトトギスの種です。

 

もうすぐ花の季節は終わり、

冬の足音が近づくと共に

次の世代への準備が始まっているのですね。

hototogisu-5

 

 

 

風を表現する植物

 

8月ももう終わりに近づいてきましたね~!

 

23日の土曜日は二十四節気の一つ「処暑」でしたが、
陽気とどまりて初めて退かむとする、とか
暑さも此処(ここ)に至れば収まる、という昔の人たちの感覚通り、

 

急に涼しくなって来たなぁ、
秋が来てるんだなぁと実感しますよね。
早くも、少し肌寒く感じるくらいです。

 

前回の「今日の花」の記事では、
「涼しさを活ける」、という題材で書いてみました。
今回は、活けてみたら涼しさと言うか爽やかさが出た感じがします。
何が爽やかさを感じさせるのか、ちょっと分析してみようと思います。

るこう草の蔓、玉すだれ (2)

一番左の白い花は、白蝶草
よそのお家の庭先や畑などに咲いているのを見て、
ずっと欲しいなぁ~と思っていたものです。
ぴんと長く伸びた茎の先に、蝶がふわりと止まっている様な、
可憐な姿の植物です。
月見草や松宵草などと同じアカバナ科。

 

 

その右側にある大振りな白い花は、タマスダレ
葉はニラに似て中空のスッとした形状をしていますが、
ヒガンバナ科の植物。

 

鮮やかな赤は、チェリーセージ、黄色い花は金水引(キンミズヒキ)。
ピンクの小さな花の集合体はシモツケ、
黒い実は白い花を咲かせる山吹。

 

穏やかな配色の中に 赤や黒の印象の強い色が挿してあると、
全体のまとまりが出やすい感じがします。

 

そして、右後ろでくるりと蔓を巻くルコウソウと、
右前にふわりと垂れたシダ類のアジアンタムの葉(下記の図)。

アジアンタム Adiantum_capillus-veneris_Moore45-public domain

Wikimediaより引用。 「Adiantum_capillus-veneris_Moore45」 パブリックドメイン

 

ルコウソウの蔓には羽の様な繊細な葉がついていますし、
アジアンタムの葉は丸みを帯び、小さくて柔らかい質感です。

 

私たちは知らず知らずのうちに、
その植物の質感や形状から
風にそよいだ時の葉の動きや葉擦れの心地よい音を思い出して、
空気の軽やかさや涼やかさを連想の内に感じ取っているのでしょうね~。

 

ちなみに、ルコウソウはヒルガオ科サツマイモ属の植物で、縷紅草と書くそう。
花は小さいアサガオの首を長くしたようなイメージで、鮮やかな赤と白の花をつけます。

The red star

Wikimedia Commonsより引用。 「Cyprus vine flower」 CC 表示 2.0 (http://www.flickr.com/photos/opyadav/ – http://www.flickr.com/photos/opyadav/195145611/)

 

 

涼しさを活ける。

 

夏場は、庭で咲いている花が少なくなってきます。

うだるような暑さに耐えて咲いている、つわもの達の顔ぶれはと言うと…。

 

明るい黄色が目にも鮮やかなキバナコスモス、

その黄色にも負けない爽やかで凛とした、紫をわずかに含む青い花はアメリカンブルー。

 

黄色と青紫と言えば、補色。

色相で言うと正反対に位置する色同士は互いを引き立てあうので、

花全体の輪郭や個性をはっきりさせたい時によく使います。

 

小さな黄色い花を付けて後ろにすくっと立っているのは、キンミズヒキ。

あとのピンクの花たちは西洋種で、名前が難しくて忘れてしまった~^^;

 

ただでさえアツいこの季節、

目からだけでも涼を楽しみたい!

そんな時には、葉っぱものを大目に取り入れるのもアリですヨ。

 

キンミズヒキの左下にあるのはハーブのルー、

アメリカンブルーの下は白い産毛がかわいらしい白妙菊の葉。

 

キバナコスモスー1

恐竜の口

 

わ~い、恐竜の口だ~^^

 

何のことかって?

右端にいる、青紫の花のこと!

 

上下にがぱっと大口を開けて、

ちょろりと舌まで出てる。

 

ね?

恐竜みたいでしょ~。

いつも見るたびに、そう思うんです。

 

ユーモラスな顔と不釣合いな(…つい本音を失礼^^;)美しい青紫の花は、

メドーセージ。

 

本当は、サルビア・ガラニチカ と言うのだそう。

南米原産のシソ科で、耐寒性にも耐暑性にも優れる非常に強い植物だそうで。

 

サルビアとセージは違う植物だと思っていたのですが、

実は同じ種族なんですね。

 

どちらもシソ科のアキギリ属。

サルビアというラテン語名がフランス語のsaugeを経て、セージに転訛したのだそうです。

 

それにしても、何ゆえに

メドーセージはこんな形状を選択したのでしょうねぇ~。

 

メドウセイジ

アジサイ、色の不思議。

7月も終わりに近づきました。

店主の実家の庭では花らしい花の姿はまばらになって、

緑が生い茂り始めています。

 

少し前の頃、と言っても1ヵ月は経つかなぁ。

アジサイがその盛りの時期を過ぎたころに、

実に美しい姿を見せてくれました。

 

玉あじさいー 2mini

 

ほら~!

繊細で絶妙なこの色合い!

ちょいとアップにすると…

 

玉あじさいー3-1

玉あじさいー4

はぁぁ~、見事な美しさじゃ~✨

 

それぞれ、青と紫一色だったアジサイが、

花の終わりの頃になるとこんな色合いに。

沢山の色彩が細かい斑のように入り混じって、

形容するのが難しい色合いです。

 

この変化はどうして起きるのか?

探してみたら、こんな面白い文章を発見しました。

 

『実は紫のアジサイを眺めていますと、1個1個の細胞ごとに色が違っていることがわかりました。
青、紫、赤と細胞はモザイク状になっています

つまり、アジサイの色が移り変わる現象は、
株が違うからとか、花が違うからというレベルでなく、1個1個の細胞毎に色が違っています

これはどうしてだろうか、どうやって研究したら解明できるだろうかと考えました。
アジサイは実は花でありません。見ている部分は装飾花でガク片です。

同じように細胞の切片を切りますと、2層目、表層から1層下に色のついた細胞が並んでいます。
もう一つ、1950年代からわかっていたことですが、
どんな色のアジサイにもデルフィニジン3-グルコシドという、
とても単純な構造のアントシアニンしか含まれていません。

たった1種類のアントシアニンで赤い色も青い色も紫色も出るということです 。』http://www.jspp.org/17hiroba/ippan/simin2005/01Yo_12.html

 

これは、日本植物生理学会(http://www.jspp.org/)の中にあった説明です。

このサイトは、一般の人からの植物に関する質問にもいろいろと答えてくれていて、

非常に参考になりますし、面白いですよ~!

 

それにしても、「一個一個の細胞がモザイク状に異なる色を帯びている」

と言うのには驚きました!

DSC_0002_23

でも上の写真を良く見ると、なるほど、

確かに言われてみればモザイク状ですね。

 

花が若いうちにはすべての細胞で色彩の歩調がそろっていたのが、

曲がり角を過ぎたのをきっかけに

それぞれの細胞が自分のペースで歩き出したのか。

 

そういえば、どことなくルノワールの絵の印象に近い様な。

ルノワール 1024px-Pierre-Auguste_Renoir,_Le_Moulin_de_la_Galette(ムーラン・ド・ラ・ギャレット/Wikimedia Commons)

 

人や風景の上を移ろう木漏れ日を表現して、

光が斑点のようになっています。

 

斑点という形態を取って

現れる「光」。

 

ルノワールたち印象派の影響を受けて

その後に活躍し始める新印象派では、

点描画が中心になって行きます。

アジサイの色の変化も、光との関係によって起きているのかも知れないですねぇ~ DSC_0002_18