voice#11:良い作品を作るための体調管理に(絵本作家/48歳)

 
ご感想を寄せて下さったY.Kさんは、とても可愛らしい動物の絵とユーモアあふれる文章で構成された絵本を作成されています。制作の作業は、作品の柔らかな雰囲気からは想像もつかないほど緻密かつ細密であり、大変エネルギーを使うもののようです。
 
若い頃は、描く際に足を組まずにはいられなかったというY.Kさん。その姿勢による歪みが身体に残っていたために、作品作りに打ち込んでいる時に限って顎関節に痛みが生じていたと言うことが、施術を重ねる中で次第に分かって行きました。

 
 

数ある施術院の中から「neMu no ki に行ってみよう!」と思われた決め手がありましたら、教えて下さい。

携帯で、確か「顎関節症 国立」と打ったら出てきました。

女性の先生というのがまず良いなぁーと思い、決めては紹介に載っていた先生の顔です!(o^^o)!この方は治してくれるかは分からないけど、人間的に良い方だと感じ、行ってみようと思いました。

 
 

初めてご来店された時には、どのようなお悩みや症状をお持ちでしたか? もしくは、どのような変化を望んでいましたか?

絵本を描いていますが、細密な線画の絵本を描き終えた時に、顎関節症になりました。

ずっと同じ姿勢で描くので身体のバランスが崩れたんだと感じました。一番辛いのは痛くてご飯をしっかり噛めない事でした。痩せてしまい、このまま絵も描けなくなったらどうしようかと、私にとってとても深刻な問題でした。

 
 

neMu no ki の施術:筋膜バランス整体は、あなたにとってどのような体験でしたか? もしくは、施術をどのように感じましたか?

一回目を終えて顎の痛みに変化はありませんでしたが、一番驚いたのは立った感覚が変化した事でした。

顎関節症は身体全体のバランスからきていると感じていたので、続けて通わせて頂ければ治ると思いました。何回か通い、身体全体の今まで溜まっていた緊張がとれていくのが分かりました。

毎回施術が終わると、まるでお風呂上がりの様なポカポカした、リラックスした身体になるのを感じました。先生に話を聞いてもらう事も、吐き出させて頂いてる感じで心も身体もほぐれていく感覚でした。

 
 

ご来店当初のお悩みや気になっていた症状は、施術によって変化したと感じられましたか? それはどのような変化でしたか?

顎関節症が完全に治りました。少しずつ楽になり、いつの間にか治っていた感じです。

立っている感覚がスッキリして、お腹を壊す事が少なくなり、ずっと感じていた首や肩の凝りもとれていました。

 
 

継続的に(リピートで)ご利用頂して下さっているのは、どのような点からですか?

体調が良くないと良い作品を作る事は出来ないと思っています。顎関節症で通わせて頂きましたが、身体全体を整えて下さるので、これからも是非続けていきたいと思っています。

 

(Y.K/48歳)

  

voice#9:体全体が機能し始めた!(CADオペレーター経験者・30代)

 

今回ご感想をくださったM.Kさんは、ご自身の身体の中に捻じれがあるのを
はっきりと、長い間に渡ってずっと感じていたそうです。

その感覚が恐らく筋膜によるものなのではないかと感じたことから、
当院にお越し下さいました。

Mさんは、1ヵ月にほぼ一度の間隔で1年余りの間、
継続的にご来院して下さいました。

そして、「もう終了しても大丈夫」とご自身で感じられ、
現在は定期的な施術を一旦終了する形となっています。

施術者に頼ってしまうのではなく、
自分の感覚を信頼して判断出来るようになることは
施術のゴールの一つでもあり、とても重要です。
 
 

 当院を選ばれたきっかけや、選ぶ決め手になったのはどんな事でしたか?

筋膜が本来の位置に移動しようとしてるのを感じていたので、
より積極的に治したいと思って探していました。

確かホームページに、ラインでアプローチする…ような事が
書かれていて決めたと思います。

というのは、体全体で筋膜がズレている感じがあったので、
一箇所ずつ治すのは大変な時間が掛かると思っていました。

筋膜に関して詳しいわけではないけど、
ラインでアプローチと言うものがあるのは驚きでした

 
 

 施術前の聞き取りや施術に関する説明、施術後のお身体に関する説明は十分にご納得頂けるものでしたか?

十分に納得できました。体の中の感覚が、
筋肉だけでなく内臓の配置によるものだとわかって
納得できました。

 
 

「筋膜バランス整体」は、どんな体験として感じて頂けましたか?

ヒーリングやエネルギーワークのようなものに近いと感じました。
当初そういうものを知らなかったので、整体のジャンルから探していましたが、
ヒーリングについても知る事ができて、
より自分の不調の原因がわかるようになりました。

 
 

 ご来院当初に抱えていたお身体の状態は、現在までにどのように変化していますか?

初回の治療の目的は手湿疹を治す事でしたが、
(注:当院の施術は治療ではないことは、クライアントの皆様にご説明しています。)
治療の中で体全体が機能し始めたと感じました。というか
こうも機能してなかったのかと驚くばかりでした。

深い呼吸ができるようになり、
ちゃんと座る・立つができるようになりました。
これもできてなかった事に驚きです。

2月か3月あたりに足が地面までついたのを感じて、
もう大丈夫だと思いました。

(M.Kさん/元CADオペレーター 30代)

 

心のパターンと姿勢の関係性

 

 

今日は、心と身体がどんな風につながっているかについて、

分かりやすい表現をしてくれた二人のクライアントさんのお話を

書いてみたいと思います。

 

 

膝関節の複層化した捻じれ

 

Mさんは、身体に鮮明な捻じれの感覚を持ちます。

 

最近の施術の時に、左膝にあった捻じれが

施術すべきポイント*1として出てきました。

 

(*1施術ポイントは施術者が決めるのではなく、

身体全体の状態を細かく読み解き、整理して行く過程で、

身体の側から自ずと提示されます。)

 

施術を通して、捻じれは幾重にも複層化しているのが分かりました。

 

また、施術者の加える刺激に対しての筋膜組織の反応・変化が

他の部位に比べると非常にゆっくりで、

 

渋々動いているような、

動きたいけど重たいものを引きずっていて動けないような、

そんな感触が含まれていました。

 

最終的に、膝の関節を形成している脛骨が

外側にズレ、更に軽く内旋を起こしながら固まっていたのが分かりました。

 

筋膜の反応が進んで膠着が解けるにしたがって、

それらの癖は解除されていきました。

 

 

膝に捻じれの現れた理由とは?

 

施術後、なぜ膝関節にしつこい捻じれが形成されたのか、

原因について考えたことを、Mさんと話し合いました。

 

施術中、私は膝の捻じれが変化していくのを見守りながら、

この捻じれの感覚はどんな「感情」や「気持ち」に置き換えられるかについて

感じ取ろうとしていました。

 

 

身体の形は、

世の中に対するその人の構えであり、向き合い方そのものです。

 

ここは、大切なポイントです。

心理的な要素が身体に反映されると考えるのが昨今では主流ですが、実際には

身体の形・構造が、コミュニケーションにおける心理パターンを作っている

と言っても過言ではないと、私は考えています。

 

この考えは経験から出て来たものですが、

先日初めていらしたクライアントさんが同じ考えを持っていた事で、

私の個人的な発想にはとどまらないことが分かりました。

 

 

身体の状態が、心の状態を引き戻す

 

このクライアントさんは、心を扱うセラピストでした。

耳にした音に色や形が伴う様な共感覚も持っています。

これは、生得的に持っている性質の様です。

 

その繊細な感受性ゆえに、幼少の頃から様々な問題を抱え込んでいたと言うRさん。

それらをクリアしないと、と言う意識はかなり早い段階から持っていたそうです。

 

心理面での問題に本格的に取り組み始めて20年ほど、

一つ一つクリアして来て、今は隠す必要のあるものはないと言います。

 

初回の施術が終了した時、

彼女はこんな感想を伝えてくれました。

 

「今日施術でたどった所は、

自分が一つ一つバラバラにクリアして来た所が(心理的な問題)

こんな風に繋がっていたんだ、という事を見せてくれました。

 

心理的なものは自分で解決出来たけど、

それと関連して身体に残っているものがあって、

何かの時には、決定的じゃないけど、それに引き戻される感じがありました。

それが消えないと、本当にクリアにはならないと感じていたので。

 

左の肋骨の下は、自尊心と関係してるんです。」

 

…今日の施術で、重点的にアプローチした所の一つでしたね。

 

「そう。私、前は自尊心が低かったんですよ。

その痕跡が、あそこに残ってたんだなって。」

 

Rさんが左肋骨弓と自尊心との繋がりに気付いていたように、

身体の部位を様々な感情との対応関係の中で理解する方法もあります。

 

彼女の場合は共感覚を持っているので、

その関係性についてははっきりした実感を伴って理解していると思われます。

 

 

姿勢と感情の関係性

 

私の場合は、

姿勢と感情を対応させて考えます。

 

これは、筋膜を通して自分自身のメンテナンスをする内に、

身体の形の変化に伴って姿勢が変化すると

外の世界に対する自分の気持ちの構え、向き合い方も変化することを何度なく体感したためです。

 

①ちぢこまる胸

 

分かりやすい例で言えば、

胸が縮こまっている状態は、自分の心臓を守る形です。

 

同時に、背中を伸ばしにくくなり、目線は下に下がります。

心臓=自分の本質を隠し、相手よりも下に構える姿勢になる為、

どうしても他者に対して遠慮しがちになります。

 

②太腿の盛り上がりと強く締まった下腹部

 

また、クライアントさんの中で比較的多い例として、

下腹部が強く締まって、大腿部が前に盛り上がっている状態があります。

 

下腹部をぎゅっと締めるためには、

上半身を強く起こさなくてはならなくなります。

 

腹に溜めることと言えば、本音です。

本音を隠して、上半身を大きく見せようと構えている事から、

他者に影響されまいとする警戒心や、弱さを見せまいとする強がりなどを

対応する気持ちとして考えることが出来ます。

 

 

膝の捻じれは、自分らしくいる事を難しくする

 

さて、Mさんの膝へと話を戻しましょう。

Mさんの左膝についても、同じように姿勢と感情の対比で捉えました。

 

膝と言っても、左右どちらへのアプローチかによって意味合いが変わる部分もありますが、

ここでは置いておきます。

 

膝は捻じれて、膝から下が外側に彎曲した様になっています。

これでは、膝から上の重さを支えることが困難です。

上半身がまっすぐに立つことを、膝で拒否していることになります。

 

まっすぐに立つというのは、自分が自分らしく存在しており、

それに満足している感覚を生みます。

 

膝が外側にズレている時の身体の感覚は、

自分を外の世界に見せる事から避けているような、

自分らしくいる事から逃げているような、

そんな気持ちの時に感じている内的感覚に近いと思うのです。

 

 

ドンピシャではないかも知れないけど、

そんな感じに近いのではないかと思うとお話しすると、

Mさんは「ドンピシャです~」と。

 

自分のすべてのストレスの元は家族なのだと話し出しました。

 

家族の中で一番年下のMさんは親兄弟の不満を蓄積した形で受けており、

今までかなり気を使ってあっちこっちと調整していた事に

最近気付いたのだそうです。

 

 

膝が伸びた際に、Mさんはこんな事を言いました。

 

「膝の関節がすり潰されるみたいな感じがあったんです。

 

骨はちゃんと伸びて成長したいのに、

まわりの筋肉とか筋膜とかが一緒に成長しなくて邪魔してるような感じで。」

 

(Mさんは、自分の違和感の原因を考えて調べる内に、

もしかすると筋膜ではないかと気づかれて当院にいらっしゃいました。)

 

これは、先ほどの家庭での状況と合致していることにお気付きでしょうか?

 

骨とは自分という存在を支える軸であり、自分そのものです。

一方の筋肉や筋膜は、外の刺激に柔軟に対応し影響を受けながら、折り合いを付けます。

 

骨と筋・筋膜の捻れた関係性は、自分自身の在り方を大切にしたいのに、

家族との関係性の中で在り方が左右され、

思った様な自分でいられない状態と相似形なのです。

 

 

捻じれも、自分を守るための工夫として生じた

 

ですが、骨と筋・筋膜との間にずっと捻れを感じ続けて来た事で、

Mさんは自分の中心軸まで影響されない様に、

しっかり自分を守って来たのだとも考えられます。

 

捻れなどの違和感を長い年月の間ずっと感じ続けるのは、

想像以上に大変なことです。

通常は、無視している内に感覚がマヒし、忘れて行きます。

忘れても捻れの存在は消えませんが。

 

その違和感から逃げ出さずに、捻れの感覚を直視し続けて来たMさんは、

外のどんな力にも屈することのない、非常に芯の強い人なのかも知れません。

 

実はすんごい頑固者だったりして~

 

そうお伝えすると、Mさんは、多分そうだと、楽しそうに笑いました。

 

 

身体の変化を求める際に、大切なこと

 

MさんとRさんの事例から、

身体の形は心理的パターンと対応しており、身体が整うことで

思いや考え方の癖も変化すると考えられます。

筋膜は、身体のペースに合わせながら、その変化を着実にサポートします。

 

ですがそれには、まずご自身で準備して頂くべきことがあるのも、

事例から汲み取ることが出来ます。それは、

 

自分を変えよう、成長しようとする意識を持つことと、

 

変化・成長とは、今までの自分の在り方を手放して行く、

決して楽とは言えない道のりだと理解すること、

 

そして、その道のりの中にあっても諦めず、

自分で自分を鼓舞し続ける強さを持つことです。

 

この準備が出来ていればこそ、身体の変化を、

身体だけにとどまらない深い体験として受け取ることが出来るのだろうと思うのです。

 

 

 

 

 

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