ねむ♫/ 10月 9, 2010/ 症例① 筋膜バランス整体/ 0 comments

かつて、私が馬の仕事をしていた時に聞いた話。
昔、実在の乗馬の名手が、多くの人の前で行った最も難しい演技。その内容とは・・・馬場の真ん中から入場し、そのまま馬をまっすぐに歩かせ、また向きを変えてまっすぐに退場した、というもの。ただひたすらまっすぐ歩いたのに、この演技、拍手喝采だったとか・・・。

この話を聞いた当時は、何がスゴイのか全くワケワカメ。(古い?^^;) ぽかーん。だって、馬を歩かせることなんて一番簡単ですもん。
ところが最近、この話の奥深さに突然!気付いちゃいました。歩くのは簡単。でも、真っ直ぐに歩くのは自分の足ですら難しい!んです。
自分がまっすぐに歩けているかどうか、意識したことありますか?まっすぐ歩くには、踏み出した足が当然ながらまっすぐに前に出てくることが必要です。つまり、左右の足の描く軌跡がきれいな平行線を描く、ということです。
これ、なかなか難しいことです。足がO脚やX脚になっていたりしたら、まずムリでしょう。例えばO脚なら、足を踏み出すときに外に開いたヒザの動きに引っ張られて、歩調の軌跡は外にふくらむことが想像できます。
また、5本の足指の力を上手く使えないと、後ろ足を蹴る時に地面に対して垂直な反発力が生まれません。5本の指が機能した結果 蹴る時には親指に力が集約され、その力で親指が垂直に地面を蹴ることにより「最短距離=まっすぐ」に足が前へと進みます。
また、もし小指側に体重が掛かりすぎる人の場合は、後ろ足を蹴る前に体重を反対足の上に乗せ直さないとバランスを取りにくくなるでしょう。こうなると、上半身が歩毎に左右行ったり来たりするので、ふらふらと軸のない動きに見えます。
というワケで、まっすぐに歩くには、①両足がまっすぐに平行に動くこと。 ②上半身・頭が安定して軸が通っていること。 が大切なのが分かります。これはムダが一切なく、効率的(省エネでもありますね^^)な動きとも言えます。
で、これを馬にさせるのだから本当にスゴイコトなわけです。きっとその乗り手は、自分の足でもきれいに歩けたことでしょう。馬は、乗り手のバランスを鏡のように映し出しますから!

さて、まっすぐ歩くのは非常に難しい~、という所で話を終わらせてしまうのでは、整体の仕事をしている意味がナイではないの^^ もしこれにトライしてみる!という向上心にあふれる方がいましたら、是非こうやって試してみてくださいナ。
頭を安定して動くには、体のセンター(背骨の前側のライン。女性なら膣口から背骨の前を通って、頭頂の百会(赤ちゃんの大泉門のあるあたり)を結ぶラインと言うと、イメージし易いでしょうか。)に一本、軸がば~んと通っていなくてはなりません。
この軸があると、身体の動きが体の真ん中から生まれ、それが四肢に伝わるイメージになります。身体がひとまとまりになって動くため、四肢だけをばらばらに活動させるよりも効率的で楽ですし、動きに整合性が出て美しいです。
自分の呼吸で息がこの軸に沿って上り下りをするイメージをすることと、それと共に横隔膜の上下も一息ごとに明確に意識するようにします。
息を吸う。→頭のてっぺんから空気が入ってくる。→横隔膜が腸の方へ下がるのと一緒に、体軸に沿って空気が膣の方に降りていく。
息を吐く。膣の方に降りた空気が反転し、昇り始める。→横隔膜が肺の方へ上がるのと一緒に、体軸に沿って空気が頭のてっぺんから抜ける。
と言う感じ。慣れたら、横隔膜を意識するだけ(赤字の部分)で体軸を感じられるようになりますヨ^^ お試しあれ~

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