施術後の変化と反応

 

 

施術後の変化・反応を理解することの重要性

neMu no ki の施術を受けた後、施術によって生じた身体とエネルギーの変化に伴って、身体の感覚にも変化が生じます。

こうして現れる体感の変化(具体例は後述します)は、施術を通して身体にどのような変化が生じたのかを知る重要な手掛かりになります。

中には心地良いとは言えない反応が起きる時もありますが、どのような反応であっても、その全てに「そのように起きるべき」必然性と意味があります。

 

 

「心地良くない反応=身体が悪い方向に行っている」というのは、間違った思い込み

心地の良くない反応(痛みが強くなるなど)が起きると、施術を受けたことでかえって身体が悪い方向に行ったのではないか、とついつい不安を感じるものだと思います。

ですが、施術後に起きる反応はその体感の良し悪しに関わらず、すべて身体が自ら良い方向に向かって動き出したことで生じます。

「心地良くない反応=身体が悪い方向に行っている」という考え方は、私たちの思考の中では当然の理解になっていて、私たちの意識に驚くほどしっかり根付いてしまっています。

そのため、施術を通して身体への理解が深まると、これは間違った思い込みであることが分かって行くのですが、はじめの内は心地良くない反応でも身体は良い方向に行っていると信頼するのは、なかなか難しいかも知れません。

ですが、この思い込みがあると、「身体で起きている反応=身体が私たちに伝えようとしてくれていること」をニュートラルに受け取ることを妨げるため、自分の身体でありながら、身体を理解するのがとても難しくなります。

 

 

身体への理解を深めるためのサポート

身体は、私たちがこの命ある限り、一緒に歩むパートナーです。

あなたがご自身の身体に対して信頼を感じられるよう、施術によって生じた変化や反応への詳しいご説明や、身体への理解を深めるための意識の持ち方についても、施術の中で適宜触れて行きます。

それでも、今出ている反応がやはり気になって心配…という場合や、今起きていることの意味を知りたいという場合など、次の施術を待たずにできるだけ早く施術者とお話をしたいと感じられる際には、オンライン・カウンセリング(有料)にてサポートさせて頂きますので、ご相談ください。

 

 

施術後の変化・反応の具体例

以下に挙げる変化・反応は、施術の直後に出る時もあれば、neMu no ki からの帰り道で、あるいはご自宅に帰ってから、翌日目が覚めた後に、施術の翌週に…という具合で、その出方だけでなく人によって出るタイミングも異なります。

日頃感じることのない変わった感覚を感じた時には、まずは施術との関連性を考えて、直近の施術でアプローチの生じた部位を思い返してみてください。

 

心地良いもの

  • 身体そのものが新品になった感じ
  • スッキリして軽やか
  • 身体がひとつにまとまった感じ
  • 身体の中に空間を感じる
  • しっくりしている
  • 「私はここに居る」という感じがある

上記の感覚の背後で生じている体験の一例↓
身体の本来の感覚~筋膜を通して「空間」としての身体の感覚や、エーテル体としての身体の感覚につながり、それを実際に体感している。

 

心地良くないもの

  • 身体の軸の感覚が分からなくなった
  • フラフラしてバランスが取れない
  • 眠かったりだるかったりする
  • 痛みが強くなった

上記の感覚の背後で生じている体験の一例↓
身体に緊張させたり歪めさせていた「力のパターン」が解けたことで身体の軸が変わったが、身体は無意識にこれまでの軸に頼って動こうとしたために、バランスが取れずフラつく体験をした。

また、緊張は異なる網目を持つ複数の層の蓄積のようになっており、施術によって表層のものが解け落ちると、その奥に隠れていた層が浮き上がってくる。次の緊張が浮き上がる=次の変化のために身体が迅速に準備を始めたのを、強い痛みやだるさなどの形で体感している。