ねむ♫/ 12月 7, 2010/ 症例② より専門的に。/ 0 comments

先日、友人にバランス調整の施術をした時のこと。
特に局部的に辛い箇所(=主訴)はなく、全体的に疲れているということ。背面を軽くほぐしながら筋肉や血流の状態を確認したところ、筋肉の緊張感が足りない様子。妙に筋肉が柔らか過ぎる感じです。
筋肉は、体が休んでいるときでも微妙に緊張を維持しています。弛緩時における自然な筋緊張です。これを専門用語で筋トーヌスと呼びます。筋肉量が増えると就寝中の基礎代謝量がアップし、痩せやすくなると言われるのも、この筋トーヌスのお陰と言えるでしょう。
友人の場合、筋の緊張感不足の原因は頭部の方にあるようでした。(バランス調整=筋・筋膜療法では、体の表面に現れている微細な現象を読み解き、機能&構造両面におけるバランスの乱れの原因を探ります。)
 顎関節周囲のバランスを整えようと頭部に触れたとき、わ~っと急激な熱感に煽られました。女子高生が興奮してわ~きゃ~言っている時の感覚に似ていたので、久しぶりに会った友人(仮にも男性)なので、柄にもなくワタシは緊張しているのか?とも思いました。いやいや、でもよ~く考えてみると、最初に背中や足首に触れたときは何ともなかった・・・。

少しの間冷静に観察してみて、この感覚は自分ではなく相手の頭から出ているのが分かりました。気を抜くと、こちらもふわ~っと持って行かれて浮かび上がりそうになるのを、地面に引き下ろすつもりで調整を続けました。(ちなみにこういう時に役立つのは、センタリンググラウンディングです。自分の正中軸を通し、地面に根を張るようにどっしりと重心を下げると、どんな状況でも自分を保ち易くなります。)
顎や頭部が整うのにしたがって煽られる感覚はなくなり、最終的には全体的に落ち着いた感じになりました。本人も、「エネルギーと身体が一致してきた感じがする。」ということでした。(感覚の鋭い方でした。)
はい、彼のこの言葉は、この現象の本質を突いていたと思います。煽られる感覚をより細かく表現すると、頭部が混乱してとっちらかっている感じにも思えました。(女子高生の興奮状態に近いとも思ったくらいですから^^;) 本人に確かめると、ここの所やることが多くて忙しく、思考がまとまっていない感じだったとのこと。やはりエネルギーの状態と本人の置かれている状態は、同じなんだなぁと納得しました。
 私たちの肉体はエネルギーに包まれていますが、同時にエネルギーの器でもあるのでしょう。今までの臨床経験から、器のバランスが整っているとエネルギーの納まりが良く、エネルギーが循環しやすい様です。これは、興味深いことだと思います。肉体から外れている方がエネルギーにとっては自由な状態であるように思えるのに、実はこれはエネルギーが自由に生産的な活動を出来る状態ではない・・・、ことになるワケですから。
身体とエネルギーが一致していると、エネルギーの循環が良い。これは肉体レベルでの活動だけの話ではなく、心や意識のレベルについても循環が良くなりそうですよね。ひょっとすると、身体はエネルギーを効率的に回転させる、エンジンの役割も持っていたりして ←またまた、これは思い付きですケド^^

Share this Post

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*
*