少し前の^^;neMu の花♪
ベルのような形の可憐な花は、イワシャジン。花火のような華やかな花は、紫カラマツ。
葉っぱはスズランとアジアンタム・・・だったと思うんだけど^^;
あるクライアントさんを施術中のおはなし。
両耳が中に引っ込む、という現象が起きて驚いた
耳が外に飛び出て、上に持ち上がっている、そんな形のクセを持っていたらしい。
(*見た目には分からなくても、そういうクセを身体は隠し持っていることがあります。
身体が施術の中で見せる変化の仕方で、初めて分かったりします。)
頭の両脇も少し出っ張りがちだったのだが、
それは耳が飛び出ていたことで、その緊張した力が下から突き上げていたせいだったようだ。
耳が復位するにしたがって、咬筋や顎関節の周囲は触ると筋肉が緩み、緊張が緩和するのがわかる。
施術の最後に、右耳のすぐ上にあった側頭筋の大きなしこり様の塊が解け、
頭の両脇が出っ張っている感じも軽減した。
これで、耳と顎の周囲にあった、触れて分かるような目立つ緊張や膠着は、一通りなくなった。
終わりに全身の状態を再確認したところ、両股関節まわりの筋肉が驚くほどフワフワで柔らかい。
起き上がった後に本人に触って形を確認してもらったところ、
今まではもっと外に股関節が飛び出ている感じだったのが、すっきりしているとのこと。
今までにもその方の施術の流れの中で股関節は何度となく通ったが、ここまで弛んだのは初めて。
耳の周囲が緩んだことで、直接は触れていない股関節にも大きな改善が生じたことになる。
耳/顎関節と股関節には相互関係があるとは思っていたが、それを顕著に示してくれた現象だった。
施術後のお茶の際、そのクライアントさんはこんなことを話してくれた。
以前から、スポック船長の様に外に飛び出ている耳の人を見ると、何か変だなぁと気になっていたと。
これを聞いて、気づかされたこと。
良きにつけ悪しきにつけ、人の中の気になる部分というのは
実は自分の中にも同じ『感覚』があることの現れなのだろうと。
詳しく説明すると、
この場合、自分では耳が飛び出ている感覚は意識していないが、
身体は耳が正常な状態からズレていることを把握している。
耳がオカシナ状態だと本体の意識に知ってもらうために、
身体は自分の状態を他者に投影したり、感情的な動きで表現する、ということなのだと思う。
私達が外の世界の中に発見するもの、感じるものは、
いつだって身体が自分の状態を意識に知ってもらう為のメッセージだと言うことだ。
そしてそのメッセージに従って身体を楽にする策を講じれば、身体は本来の自然で楽な状態を取り戻せる。
もしこれがその通りだとして、
みんながそう理解していれば、
人は互いの言葉に傷付くどころか、他者がいることで返って自分の状態がはっきり分かり、
本来の自己に還る手助けをしてもらっていると感じられるようになる
・・・のじゃあないだろうか。