看板の制作過程

立て看板に加えて、エントランスの柱に取り付ける看板もやっと完成!
neMu no ki の顔がそろいました~^^
看板制作は、これで3回目。
毎回すこしづつ上達の跡が見えます。
なので、今回は今までで一番の仕上がり♪
柱に取り付けた姿は、また後日アップするとして・・・。
今回は制作の過程をご紹介。
看板はフェルティングで作りました。
ニードルを使って、フェルトに羊毛で文字や絵柄を刺し込んでいきます。
ニードルと、羊毛を刺し途中のフェルト。
写真の左上に、数字を切り抜いた型紙がありますよね。
実は、作業過程の中でもっとも重要なのが、この型紙なんです。
型紙の通りに羊毛を刺していくので、
ここで文字の大きさや絵柄の雰囲気が決まってしまいます。
作画はPCなどを使って細部まで丁寧に作り、
それを実際の看板サイズに合わせてコピー機で引き伸ばし。
画用紙に転写して(トレーシングペーパーを用いて、手書きで地味~に書きます。)、
カッティング用のカッターで細かく切り抜きます。
これが出来たら、いよいよフェルトに羊毛を刺していきます。
型紙は図案通りの位置にマチ針で止めます。
きれいに刺すポイントは、小さい文字なら2文字づつ、大きい文字なら1文字づつ、
きっちり輪郭を整形するところまでやってから次の文字に移るようにすること。
ニードルで刺しているうちにフェルト自体が微妙に縮むので、
何文字も羊毛を刺してしまってから型紙を取ると、
ものすごく文字の間が詰まった状態になってしまうので注意が必要です。

型紙の上から刺した羊毛はモコモコして輪郭が不鮮明なので、
輪郭を細かくニードルで刺し、
文字や絵柄がはっきりと姿を現すように仕上げます。
この工程が、一番美的センスを問われるところ^^
これをコツコツ繰り返して、
看板を仕上げて行くのです。