循環する波としての呼吸~呼吸の持つ力 /7~8月の営業予定

 

 

ここのところ、

東京でもやっと

まとまった雨が降り出しました。

 

今年は5月頃から

はやばやと気温が上がり、

 

梅雨に入ってからも、

暑さは湿度を伴って増す一方。

 

各地で豪雨などの

気象による被害が出る中、

東京の水源では渇水。

 

毎年、異常異常って言ってるけど、

これほど異常な暑さの年は

なかったわよね!?と、

クライアントさんに会う度に

言っていた気がします。

 

 

梅雨も終わるかな~という

今頃になって、ようやく

まともな雨が降り始めた感じで、

 

雨が運んで来る

涼しく心地よい空気には、

心底ほっとします。

DSC_0002_24

 

 

6月の梅雨入りの時期に

初めて山口を訪れまして、

夏みかんの香り漂う萩の町について

今回お話ししたいと思っていました。

 

萩と言う土地に触れてみて、

彼の地の持つ性質自体が

どうもそこで展開された歴史と

深いつながりがある様に思えて、

とても面白いなぁと思ったんです。

IMG_3426 松陰誕生の地より萩を眺望 (2)

吉田松陰の誕生の地より、萩城下町を望む。

 

でも、萩の歴史は

幕末・維新に関わっていて、

専門で研究している人も

いるだろうと思うと、

あまり適当なことを

書くわけにも行きません。

 

史実も少し調べて

検証を加えて…

などとやっている内に、

これは簡単にまとめられる

代物ではないということを

ヒシヒシと感じて来まして、

 

ハテどうしたものかと

思案に暮れていました。

 

 

そんなこんなで、

ブログをアップしないまま

7月もついに半ばまで

来てしまったワケなのですが、

(いつもながらの言い訳ですが~。)

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先日、頭を落ち着けようと

瞑想をしていたところ、

ちょっと面白い発見がありました。

 

萩と幕末・維新からは

まったくズレちゃうんですけれど、

それもまぁヨシでしょう!ヽ(^。^)ノ

 

と言うのも、発見があったのは

呼吸に関する事だったので、

興味を持ってくださる方も

多いのではないかなぁと思うので。

 

 

7月・8月の営業のお知らせも

いい加減にしなくては

いけないのですが(^▽^;)、

まずは先に、呼吸のお話から。

 

 

 

呼吸法はつらいよ。

 

世の中には

様々な呼吸法がありますが、

よく耳にする手法として

 

ゆっくり息を吸い、

吸い切ったらしばらく止め、

今度は細くゆっくり息を吐き、

吐き切ったらしばらく止め…

というように、

 

(吐くのが先だと言う方も

いらっしゃるかも知れませんが、

ひとまずそれは置いておいて。)

 

インターバルで

「停止」を入れるものがあります。

 

吸気、停止、呼気、停止。

各パートの長さは

吸気と呼気は10秒とか15秒、

停止は4秒とか5秒とか、

設定は色々のようですが、

 

忠実に秒数を数えながら

やろうとすると、

まぁぁ~、苦しいのなんの。

 

 

人によっては、

吸気の方が苦しいと

感じる方もいるかも知れませんが、

 

私の場合は、

吸気は比較的容易なのですが、

呼気はとてもじゃないけれど

10秒もかけちゃいられません。

DSC_0002_3

 

ゆっくり静かに

細い息を吐いて行くと、

 

ほどなくして、

気管分岐部の辺りで

ぎゅ~っと絞るような力が

勝手に入り始めます。

 

こうなった時には

実際に気道が緊張して

その内径が狭くなるらしく、

力づくで吐かない限り

息は出て来なくなります。

 

仕方がないので、

 

腹筋と横隔膜を強く緊張させて、

身体の奥底から絞り出すように

はぁぁぁぁ~っと

息を吐き出します。

 

これは相当に

苦しい状態です。

 

この後に呼吸の「停止」を

差し挟む余裕なんて、

これっぽっちも残りません。

 

吐き切った直後に

危機的な勢いで、

息をめいっぱい

吸い込む羽目になります。

 

こんなやり方では

かえって呼吸は乱れるため、

 

心身のバランスを整えたり

気持ちを鎮静させるなどの、

呼吸法が持つとされる効果は

引き出しようもありません。

 

それどころか、

呼吸法を練習する前段階で

つまづいている状態です。

 

 

 

人それぞれの、息の仕方

 

このように、

呼吸に関連する器官の

どこかに緊張が生じると、

 

上述したような手法に限らず、

呼吸法の練習はたちどころに

苦行へと様変わりします。

 

 

鼻、のど、気管、肺、

横隔膜、心臓、胸郭、腹筋…。

 

呼吸に関与している器官、あるいは

呼吸の動作に関わる器官は

多岐に渡ります。

 

図引用:ITHB_029『Inside The Human Body』The Pepin Press

図引用:ITHB_029『Inside The Human Body』The Pepin Press

 

普通に呼吸する際、

私たちは呼吸器のどこかしらを

息を吐き吸いするための

モーターのように使っています。

 

それは鼻孔かも知れませんし、

人によっては

ノドで息を吸っているかも知れません。

空気の出入口からは離れた

胸の辺りの場合もあるでしょう。

 

それぞれの人によって、

呼吸の仕方には

独自の癖があるはずです。

 

たとえば、

意識的にゆっくり深呼吸して

苦しくなり易いところは、

普段から呼吸をする際に

緊張させて使っている所だと考えられます。

 

呼吸をし始めると

勝手に力が入ってしまうのも、

そうしたパターンが

すでに身体の中に

出来あがっているからだと考えれば、

納得が行きます。

 

 

では、こうして

自動的に緊張してしまう部位を

リラックスさせて呼吸を行うには、

一体どうしたら良いのでしょうか?

 

 

 

息の「通り道」と、呼吸の深さ

 

通常の呼吸では

呼吸器のどこかを緊張させ、

その力をモーターのように用いて

息を吐き吸いしています。

 

「緊張」を利用して行う呼吸では、

息が通り抜けて行く「道」は

身体の表層近くになり易いようです。

 

普通の呼吸をしながら、

空気の通って行く道筋を

感じてみて下さい。

 

空気の通り道もまた

人によって細部に

違いがあるかも知れませんが、

 

たとえば私の場合は、

鼻孔から入った空気は

鼻孔の底の方を通って、

口蓋の奥に流れて行きます。

 

口蓋の奥では

軽い乱気流が起きますが、

鼻孔の上の方や奥の方へは、

気流はほとんど届きません。

(意識すれば、簡単に行きますが。)

 

口蓋の奥から気管、肺へと

空気は流れて行きますが、

 

ここで気流は

気管の前半分、すなわち

体表側を通り抜けると、

 

今度は肺の中と言うよりは

心臓の表面を下っていく様に

感じられます。

 

 

「呼吸が浅い」と言う表現は

よく耳にしますが、

 

これは、肺全体を十分に

伸展・収縮させることなく、

ごく軽い動きでこなす、

気流も気量も少ない呼吸のことを

一般的には指すと思います。

 

ですがこの場合には、

実際に息が通る道も

体表の浅い所を通っており、

幾重の意味でも「浅い息」に

なっているようなのです。

 

 

呼吸は、身体が生み出す

力強い「波」です。

 

その波のリズムが、

呼吸が身体や心をリラックスさせる

大きな要素の一つになっています。

am500_sc020

 

ところが

浅い道筋を通る息では、

リズムは身体全体に届きません。

 

さらに、波の流れも

途切れがちな為、

(詳細は後述します。)

 

自分の呼吸のせいで

かえって焦りを感じやすくなったり、

何かに追われている気持ちになる

というようなことも、

可能性としてありそうです。

 

 

 

深い息は、身体の軸も整える

 

浅い息の話をしたからには、

当然、深い道を通る

息もあります。

 

ちなみに、

瞑想中に気付いたのは

このことでした。

 

 

横隔膜の中心を起点として

身体が主体的に呼吸を行う場合、

(これも、詳細は後述します。)

息の通り道は深くなり、

 

背骨の前をしずかに

息がのぼったり下りたりする

感覚が生じます。

 

息が抜けて行く先は

鼻腔や鼻孔ではなく、

鼻腔の後ろを通り過ぎて

脳の方まで辿り着きます。

 

この流れを感じている内に

脊柱の緊張は自然とほぐれて、

身体の軸も通って行くように

感じられます。

 

 

 

呼吸の生み出す、大きな波

 

通常の浅い息では、

吐く息と吸う息は

それぞれ別の波を描きます。

 

吸気ならすぅぅっと

空気を吸い込んだ後、

その勢いは尻すぼみになります。

 

吸う流れの収束を待って、

呼気が始まります。

 

呼気の場合も、

ふぅぅっと吐いた息は

やはり尻すぼみになり、

空気の流れは一旦

収束に向かいます。

 

こうして、一呼吸する間に

二つの波が生じますが、

互いの間には断絶があって

別々の波になっています。

 

 

深い息の場合には

一呼吸の間に一つ、

大きな波が生まれます。

 

この大きな波は

一呼吸で一巡すると、

途切れることなく

次へと繋がって行き、

 

やがて、

脊柱の前側を這うように

ゆったり往復し始めます。

 

 

深いところを上下に伝う

大きな波のリズムは、

 

脊柱の中を上下する、

髄液のゆったりしたリズムと

互いに干渉し合って、

さらに大きな波を生んだり、

 

心臓の鼓動が速まるのを抑えて

気持ちを落ち着かせたりする

力を持ち、

 

私たちが身体の奥深くから

リラックスを感じることや、

 

自分で自分を

深いリラックスに導くことを

可能にしてくれるように思えます。

 

そして何よりも、

その循環する性質によって、

 

私たちが必要とするエネルギーを

呼吸を通して身体に十分に蓄えることを

可能にしてくれるようです。

 

 

 

練習に当たって注意すること

 

さてさて。

 

ここからはいよいよ、

呼吸器を緊張させずに、

深い息をする方法を

説明して行きますよ!ヽ(^。^)ノ

 

でもその前に、

注意事項があります。

 

ここまで、

深い呼吸をすると

こう感じるだろうという、

想定される感覚について

書いて来ましたが、

 

ここから先は

それをすべて忘れて下さい。

 

結果として現れるであろう感覚を

最初から味わおうとして練習すると、

どうしても力んでしまいます。

 

それでは全く

意味がありません。

 

また現れる結果や感覚も、

人によって異なります。

 

上述して来た事は

あくまで一つの参考例と捉えて、

 

練習してみた結果

自分の場合はどんなことを

感じ取れるのか、

それを楽しみにしながら

取り組んで頂けたらと思います。

 

 

姿勢は座位が好ましいですが、

無理に背中を真っ直ぐに

保とうとする必要はありません。

 

呼吸に合わせて

背中が丸まってしまっても、

最初の内はそれで

良い事にしてあげて下さい。

 

そして、決してムリはしないこと。

頭が痛くなって来たり

胸が苦しくなったりするようなら、

どこかが力んでいる証拠です。

 

思っている以上に、呼吸は難しいものです。

何事も最初からすべては

上手く行かないものだと考えて、

一つ一つの工程を一歩ずつ

丁寧に進めて行ってみて下さいね(*^^)v

 

 

 

主体的な呼吸

 

少し前の段落で、

「横隔膜の中心を起点として

身体が主体的に呼吸を行う場合、

息の通り道は深くなり…」

と書きました。

 

ここで言う「主体的な呼吸」とは、

横隔膜を意図的に動かすことを

指しているわけではありません。

 

この言葉が

伝えようとしているのは、

呼吸そのものに対する

認識の在り方です。

 

私たちは呼吸を、

外側にある空気が

体内に入って来るという、

受動的なイメージで

捉えていると思いますが、

 

ここでは呼吸を、

身体の内側から起きる風、

と言う様な能動的なイメージで

捉え直してみてください。

 

息をするとは、

「生きる」ことそのものです。

 

呼吸は、生きる意思を

反映するものとも言えます。

 

私たちは、空気があるから

呼吸をしているのではなく、

身体があるから

呼吸をしているのです。

 

 

 

イメージを用いた練習

 

呼吸を練習する上で重要なのは、

とにもかくにも、出来る限り

どこにも緊張を生じさせない事。

この一点に尽きます。

 

そこで、「イメージ」を

上手く使って行います。

 

横隔膜の中心を貫くように、

小指くらいの太さのストローや

管が通っているのを

イメージして下さい。

 

管の長さは、

ほんの5センチほどと

短くて構いません。

 

イメージの世界ですから、

水晶のように

透明できれいな材質のものが

心地良いかも知れません。

 

それは固すぎて嫌だわ

と言う場合には、

シャボン玉の膜でも構いません。

でも、イメージの中で

割れてしまわないように、

しっかりした強度にして下さいね。

 

 

横隔膜は、強い弾力を持ち、

程よい厚みのある

天然ゴムのようなイメージです。

 

ゴムに管を挿すと、

管のまわりには

ゴムが吸い付きます。

 

その状態で管を上げ下げすると、

ゴム=横隔膜もその動きに

一緒に付いてきます。

 

 

 

横隔膜の中心から呼吸する

 

イメージの中で

管を上に移動すると、

横隔膜もその中心部分から

上に持ち上がります。

 

 

この時、肺の空間は狭まり、

空気は外へ逃げます。

つまり、呼気となります。

横隔膜から生じる呼気

 

管を下に下げて

横隔膜も下に下がると、

 

今度は肺の空間は広がって

空気はおのずと

外から流れ込んで来ます。

これが、吸気になります。

横隔膜から生じる吸気

 

 

 

練習の重要なポイント

 

実際に鼻から空気を

吸ったり吐いたりする前に、

まずイメージの中で

横隔膜の中心に据えた管を

上げ下げします。

 

移動する距離は、

横隔膜の中心が水平位よりも

わずかに上下すれば十分です。

 

そしてここが重要なのですが、

管を上下し終わってから、

管の中から気流が生まれることを

イメージします。

 

たとえば

息を吐く場合には、

 

①    管を上に少し移動する。

②    管の移動を止める。

③    胸やノドの空間を開き、緊張が無いことを確認。

④    管の中心から、上向きの気流が生まれるのをイメージ

 

管から気流が生まれるのと同時に、

鼻から空気が抜けて行きます。

(下図の①-①’)

横隔膜からの呼気(番号入り)

 

呼気を続けている間、

意識は管の中から生まれる

気流にフォーカスし続けます。

 

もしこの時、

気管を遡って行く流れの方に

思わず意識を合わせてしまうと、

呼吸器に緊張が生じて

苦しくなります。

 

どうしても苦しくなるなぁ

と言う方は、

 

自分の意識の焦点が無意識に

管から移動してしまっていないか、

何度も確認しながら

焦らずに試してみて下さいね。

 

 

管は細いですから、

中を流れる気流の勢いは

さほど速くはないはずです。

 

管をイメージする事で

呼吸は自然に細くゆったりになり、

落ち着いて安定したものになります。

 

この呼吸を練習する内に、

細く長い息を続けて

息を吐き切った状態で

停止するという、

呼吸法のやり方に

自然と近づくことが出来ます。

 

 

吸気の場合も

先ほどと手順は同じです。

 

①    管を下に少し移動する。

②    管の移動を止める。

③    胸やノドを開き、緊張が無いことを確認。

④    管の中心から、下向きの気流が生まれるのをイメージ

 

管の中で気流が生じるのと共に、

鼻からも空気が入って来ます。

(下図の①-①’)

横隔膜からの吸気(番号入り)

 

意識のフォーカスは、

常に管の中の気流に

置いておきます。

 

 

 

練習で難しさを感じたら

 

管の中を、

ゆっくり細い流れが通ります。

 

最初の内は、

呼気も吸気もそんなに長くは

持たないと思うので、

短い間隔で切り替えても

良いと思います。

 

各器官に緊張が生じないように、

体内の状態を感じとりながら

地道に丁寧に繰り返していく内に、

 

少しずつ、吐く量も吸う量も

増えて行きます。

 

 

呼吸が生まれるのは

横隔膜の中心ですから、

そこから生じる気流は、

脊柱の前面に沿って

上下することになります。

 

もし、脊柱に沿って

呼吸が通って行かない場合には、

 

横隔膜に挿した管の

軸が斜めになっていないか、

自分の中で浮かべたイメージを

確認してみて下さい。

 

管は軸を保った状態で、

きれいに垂直方向に動かします。

 

上下に移動している間に

軸が斜めにブレたり

捻れてしまった時には、

気流もまっすぐ通れません。

 

 

横隔膜はどうでしょうか?

 

水平を保ったまま

整然と上下しているでしょうか?

 

こちらも確認してみて下さいね(^▽^)

 

 

 

循環する波

 

インターバルの「停止」については、

あえて入れる必要はありません。

 

横隔膜の中心の管を

上下させる時に、

自然と「停止」が入っています。

 

 

ちょっと説明が重複しますが、

息を吐き切ったなら、

まず管を下に動かします。

 

管の位置が決まったところで、

その中から生じる

下向きの気流を感じます。

 

これを別の角度から見ると、

息を吐き切った状態を保ったまま

身体は次の吸気の準備に入っている、

と捉えることが出来ます。

 

 

通常の無意識な呼吸では

呼気も吸気もそれぞれが

独立した小さな波を描きましたが、

 

最大限に息を吸った状態から

息を吐くことが始まり、

最大限に息を吐いた状態から

息を吸うことが始まる

意識的な深い呼吸では、

 

波は大きく循環するものへと

その性質を変えるのです。

 

 

 

深い呼吸の、さらなる可能性

 

実際にこの呼吸を行ったことで、

思わぬ変化を感じたことがありました。

 

まずは、ジョギングです。

 

先日、走っている間に

横隔膜を意識してみたら、

呼吸と横隔膜の動きが

逆になっていたことに気付き、

 

呼吸の仕方を

修正しながら走っていたら、

心臓の下の力が

ふ~っと抜けました。

 

呼吸が生み出す「ゆらぎ」で、

心臓の緊張が解けた感じでした。

 

そう言えば今まで

長めの距離を走ると、

心臓の下あたりを中心に

膠着感が起きていました。

 

横隔膜の上下動が

呼吸と逆になっていたことで

横隔膜は緊張が高まりやすく、

 

その緊張感の影響を受けて、

横隔膜の上に乗っている心臓も

負担を感じ易かったのだろうと思います。

 

 

もう一つ興味深かったのが、

施術中の感覚の変化です。

 

浅い息と深い息とを

切り替えながら試してみると、

こんな違いがありました。

 

深い息:

今取り組んでいる事を

冷静に俯瞰している感覚。

思考によるやかましい分析が静まる。

 

浅い息:

深い息の時に比べると

思考で物事を把握しようとしがち。

今取り組んでいる事にも、

頭からのめり込みがちな感覚がある。

 

 

浅い息は

身体の表側を通るので、

頭部では前頭葉に

刺激が行きやすいのかも知れません。

 

頭からのめり込む感覚は、

思考をつかさどる前頭葉が、

対象と一体化しているような時に

生じるのかも知れませんね。

 

 

深い息は身体の中心軸を通るので、

辿り着くのは頭頂です。

 

奇しくも、頭頂にあるのは

運動野と体性感覚野。

 

動きや感覚と言ったものは

包括的な情報です。

 

たとえば、自分の

外側の動きと内側の感覚を

同時に感じ取って、

 

そこに分析や分解を加えずに

全体的な情報として捉えることを

得意とする部位とも言えます。

 

のめり込むことがなく、

落ち着いた俯瞰の感覚になることと

合致しているように思えます。

 

う~ん、実に

面白いですねぇぇ~(#^.^#)

 

 

 

日頃、

無意識に行う事の多い

呼吸。

 

自分の為に時間を割いて、

呼吸を改めて

ゆっくり丁寧に

観察してみると、

 

自分の身体を

再発見するための糸口を、

きっと与えてくれると思いますよ!

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7月後半・8月の営業予定

 

最後になりました!

7月後半と8月の営業のお知らせです。

 

この期間、

臨時でお休みとなるのは

8月19日(金)のみで

それ以外の日は通常通りとなります。

 

営業時間は11時~20時、

施術の最終受付は

17時とさせて頂いています。

 

(集合住宅の一室ですので、

まわりの方への影響を考慮して

最終受付は早めとなっています。

 

17時ではどうしても難しい

ご事情がある場合には、

17時半でご予約を承ることも

ございますので、

その旨ご相談ください。)

 

定休日は毎週水・日曜日、

祝祭日も、水・日以外であれば

営業致します。

 

皆様のお越しを、

心よりお待ちしています!

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