魂とのつながりもクリアに

 

 

身体が導くセラピー

 

前のページでも触れたように、

身体はどのように変化したいか、
今現れている症状や違和感に
適切に変化をもたらすには
どこにアプローチする必要があるのか、

それを身体自身は知っていて、
的確に示すことが出来ます。

身体が示すサインを追って行くと、

身体の内外に跨って
身体を縛り付けていた
緊張や歪みといった力の作用が、
目に見える形で浮き出てきます。

それらはいわば
身体を締め付けていた鎖であり
今はもう不要になった
古いプログラムですが、

姿を現すと同時に解けて行きます。

 

(↑上の症例では、バイオリンを弾く際の姿勢が力のつながりを形成していますが、これは防衛反応ではないのでは?と思われた方もいらっしゃるかと思います。

 後日、このパターンのさらに奥に、身体に緊張を形成した根っことなった出来事があったことが分かりました。バイオリンの際の姿勢はその出来事に重なる身体の使い方であったために、身体に残存したようです。)

 

身体のブループリント

 

緊張や歪みの力が解けると、
身体は本来の形を示し始めます。

左右の均整が取れて、
頭は角張ったところのない
まとまりの良い丸型になり、

妙に太かったり細かったりしていた
足や胴体がスッキリとコンパクトになったり、
あるいはリラックスしてゆったりします。

それに伴って、たとえば
左右差によって生じていた
肩こりや腰痛や、

ぎゅっと締め付けるように
生じていた頭痛や、
体内の圧力が高まって生じていた
足の浮腫や、

あるいは
自分の肩が妙に大きい感じがする…
と言った理解しづらい感覚も、
一緒に変化します。

(全ての臨床において、
これらの変化が同様に
生じるわけではありません。)

 

これらの変化を総括するなら、

それぞれの人にとって
最も無理のない
自然な状態に向けて
身体が自ずと変化する、
と言えそうです。

それはつまり、身体は
身体が本来あるべき状態を
自分で知っているということでもあります。

 

身体は、肉体があるべき
自然な状態=身体の計画書
(ブループリント)
そのものの現れとなるように、
常に私たちに働きかけています。

身体に現れる違和感や不快感は
そうした身体からのサインであり、

それが何故起きていたのかを
私たちが理解すると、
身体は納得して自ら変化し、
より良い状態を回復して行きます。

(ここで述べていることは、
臨床の中で理解したものです。
施術を実践する中で、
既存の概念では説明できない現象に
数多く出会いました。

そうした現象が何を意味していて
どのように生じるのか、
それを理解しようとして来たことで、
ここにご紹介しているような
理解を得ることが出来ました。

ですが、これらは
現在事実とされている
科学的な説や認識とは
異なる部分があるかも知れません。

読み進めていく中で、
ご自身の内なる感覚に照らし合わせて
しっくり納得する感じがあるかどうか、
それを大切にしながら
読んで頂けましたら幸いです。)

 

 

身体と魂

 

身体にブループリントがある。

これは、
施術の中で変化する身体を見守ることで
感じて来た実感です。

もちろん
それぞれの身体によって起きる
具体的な変化は異なります。

それにも関わらず、
身体の変化には一定の方向性があり、
同じ秩序に基づいているのが感じられるのです。

言葉を変えれば、
向かおうとしている目的地は
どの身体も共通しているように思えます。

 

私たちの魂もまた、
それぞれ異なる人生を歩みながら
同じ光へ向かっています。

魂とは何かについては
諸説あるかも知れませんが、

当院では様々な過去生と
未来生の自分を含めた
「自分」という存在の総体、
と捉えています。

私たちはいつだって
魂とつながっているのですが、

深くしっかりつながっているなら、

過去生ですでに体験して
獲得して来ているはずの知恵や能力、

そして未来生において
これから発揮するはずの、
その可能性のすべてを、

今ここでも容易に使えるはずです。

 

 

事故やケガが結ぶ、魂とのつながり

 

ところが実際には、
私たちは日々の中で
限界や制限を体験し続けています。

筋膜を通して身体に現れる
緊張や歪みの力を、
先ほど「古いプログラム」と呼びました。

このプログラムは
物理的な力によって出来ており、
現在の人生における事故や事件などの
危機感や恐怖を伴う体験を
きっかけとして形成されます。

ですが、
一つの出来事で形成されるプログラムは
一つだけではなく、

何十通りもの異なるプログラムが
ほぼ同時に形成されます。

私たちの脳は、
危機的な状況に直面すると、

ありとあらゆる所から
危機を回避して自分を守るための情報を
収集します。

情報を収集して来る先がどこかと言うと、

今の人生における過去の体験から、

家族や学校、会社などの
属している集団・社会で
共有している集合意識、

そして時空を超えた
過去生の記憶も含まれます。

「意識」が行くことの出来る所
=思うことの出来る所であれば、
私たちはそこに繋がって
情報を引き出すことが出来るわけです。

それが
生命の危険が迫っている時であれば、
尚更です。

 

こうして、
一つの出来事をきっかけにして
あらゆる種類の「意識の場」から
自分を守るための情報を引き出すと、

今度はその情報の一つ一つが
異なる反応を身体に生じさせるため、

施術の中では驚くほど沢山の
プログラムが現れると考えられます。

危機的な状況が引き寄せた
プログラムの中には、
過去生や未来生の情報も
含まれているはずです。\

危機的な状況の時には、
情報をどこから得るか
選別する余裕もないからです。

 

こうして、事件や事故、
ケガや手術などをきっかけにして、

私たちの身体は今の自分の中に
過去生や未来生の自分とのつながりを
持ち込むことに成功します。

 

 

魂との間に生じた歪みを解く

 

ですが、そのつながりは
恐怖や不安、防衛の感情によって
作られた為に、

つながりそのものが歪みを帯び、

私たちはかえって魂とのつながりを
感じ取りにくくなっているわけです。

恐怖や不安・防衛の感情が
私たちに取らせた行動や特定の姿勢が、
身体から現れる力のプログラム
そのものなのです。

それを解くことは、
すなわち過去生や未来生との
間に生じた歪みを解くことであり、

その総体である魂との間の
歪みを解くことになります。

身体を緊張させ、
歪めさせていた力を解くことが、
身体そのものの健全性と
美しい調和した形を回復するだけでなく、

魂とのつながりを
クリアにして行くことになるのです。