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ホトトギス(山野草) ~ 11月の営業予定

 

10月は営業予定のお知らせを

すっかりしそびれました!

 

ついひと月前の10月の始めまでは

夏のように暑い日もあったのに、

今は想像もできないくらい

朝晩冷え込むようになりましたね~。

 

 

秋を象徴するホトトギスも、

そろそろ咲き終わりの時期。

 

思い切って、

花を沢山頂いてきました!

(ホトトギスの皆さん、ありがとう~。)

 

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白く細い花びらの菊のような花は、ヨメナ。

そう母は言うのだけれど、

ネットの画像で調べてみると違うような…。

あなたはだあれ?

 

濃い紫の実はヤブミョウガ。

緑色の小さな花がらが

いくつも集まっているように見えるものは、

フェンネル。

 

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先ほどのホトトギスは縦長のシルエットで

はっきりとした斑が入っていたけれど、

こちらは少し丸みを帯びて

グラデーションが美しい。

 

上のは日本固有種に由来するもので、

下のは台湾系のホトトギスだそう。

 

同じホトトギスでも

かなり醸し出す空気は違っていて、

台湾の方は優しく可愛らしい感じ。

 

日本のものの方は何と言うか、

妖艶さがあると言いますか…。

 

でも日本で妖艶って、

何かイメージじゃないなぁ(^▽^;)

 

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野紺菊の優しい紫は、

青竜という名前を持つ

青味の強いホトトギスと

同じ色調。

 

ね?

抜群のコンビネーションでしょ?

昔から相棒でした、っていう感じで

お互いによく馴染むんです。

 

 

 

11月のお知らせ

 

ではでは、

11月の営業のお知らせに入りますね。

 

臨時でお休みさせて頂くのは

3日(木・祝)、5日(土)、7日(月)

となります。

 

施術者として

自分自身がさらに成長するために、

エネルギー世界の勉強に行って来ます。

 

それ以外の日は

通常通り営業いたします。

 

 

前日までにご予約のない場合には、

急遽休みとなる場合もございます。

 

ご予約の際には、

なるべくお早めにご連絡下さいますように

お願い申し上げます!

 

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ホトトギスは、日本の風土そのもの。

「今日の花」の記事のアップが、

気付いたら2か月ぶりになっていました~!   😯

 

この間に、お花は毎日活けてましたし、

写真も沢山撮っていたのですが、

何だか妙に慌ただしかった感じで、

ゆっくりと花についての文章を書く時間を作れなかった様な気がします。

…えへへ、弁解です~(^▽^;)

 

 

 

この間に撮りだめした写真を改めて見返してみると、

そのほとんどにホトトギスが入っていました!

 

お茶席の花としてもよく使われるホトトギスは、

こんなお花なんですヨ。

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美しいでしょう~?✨DSC_0002_21

これはタイワンホトトギスと言うんです。

オーソドックスなホトトギスだと、

下の写真のように斑点が沢山あるんですね。

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この斑点が鳥のホトトギスのお腹にある模様に似ているので、

ホトトギスと言う名前がついているのだそうです。

 

ユリ科のホトトギス属。

東アジアに存在する19種類のホトトギスの内、10種が日本に自生する固有種。

「日本列島原産の植物」なのだそうです。

(引用:https://www.kahaku.go.jp/research/db/botany/hoto/hototo.htm

 

ホトトギスは、こうして近くで見ると個性的で美しい花なのですが、

日の当たらぬ場所でひっそりと咲いている印象があります。

と言っても、群生してるんですけど。

 

強く自己主張することなく、

でも凛としてその空間に在る。

その感じが、何だか非常に日本的だなぁと感じさせられるのは、

日本という地を自ら好んで生まれて来て、

長い間この風土のエネルギーと共にある植物だからなのかも知れませんね。

 

 

 

ではでは、

作品をずらずら~っと並べて行きますね~!

 

まずは、リンドウとホトトギス。

ピンク色のポンポンをつないだような植物は、コキアが紅葉したもの。

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こちらは、野紺菊と紀伊上臈(キイジョウロウ)ホトトギス。

まだツボミですが、開くと中には赤い斑点があります。

 

上臈ホトトギスは幾つか種類があるのですが、

すべて絶滅危惧種になっているそうです。

大事にしなくちゃ~!

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赤い粒々がついているのは、ミズヒキ。

一番下で少しうつむいているのは、八重咲きの秋明菊。

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私が作品として一番気に入っているのは、この下の写真です。

 

姫ススキの穂のまわりには、ほんわりとした温かい空気があって、

アメジストセージはモコモコとした心地よい手触りをしています。

 

これから寒い季節を迎えますよ~、暖かくしましょうね~。って

植物から声をかけられている様な気がします。

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こちらが最後。

緑の粒々しているのは、オオバショウマの種。

左側の緑の物体は、ホトトギスの種です。

 

もうすぐ花の季節は終わり、

冬の足音が近づくと共に

次の世代への準備が始まっているのですね。

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恐竜の口

 

わ~い、恐竜の口だ~^^

 

何のことかって?

右端にいる、青紫の花のこと!

 

上下にがぱっと大口を開けて、

ちょろりと舌まで出てる。

 

ね?

恐竜みたいでしょ~。

いつも見るたびに、そう思うんです。

 

ユーモラスな顔と不釣合いな(…つい本音を失礼^^;)美しい青紫の花は、

メドーセージ。

 

本当は、サルビア・ガラニチカ と言うのだそう。

南米原産のシソ科で、耐寒性にも耐暑性にも優れる非常に強い植物だそうで。

 

サルビアとセージは違う植物だと思っていたのですが、

実は同じ種族なんですね。

 

どちらもシソ科のアキギリ属。

サルビアというラテン語名がフランス語のsaugeを経て、セージに転訛したのだそうです。

 

それにしても、何ゆえに

メドーセージはこんな形状を選択したのでしょうねぇ~。

 

メドウセイジ

紫陽花②

 

今日は、紫をメインにした涼しげなアレンジ。

 

八重の花びらが華やかなガクアジサイと、
星のような5枚の花弁が特徴のイソトマ。

この二つの紫の花を中心として、
同じく紫色の線香花火の様なツクシ唐松、
濃いピンク色で粒のような蕾のシモツケ、
シモツケの奥にある白い花がオトギリソウ。

 

左の背後にはナナカマドの大きな葉と、
右のシュッとした葉は…名前を度忘れしちゃった^^;

 

葉を上手く使うと、夏なんだけど涼しい印象ですよね~。
風をはらんで、そよそよと鳴る葉の音を連想しませんか?

 

 

 

バラの妖精

朝、陽の光に輝く外の景色を横目に見ながら、
カルテを書いていました。

 

前日は忙しくて、施術の記録をつけている余裕がありませんでした。
早く書かないと、細部は忘れてしまう部分があったりします。

 

昨日のクライアントさんの身体はこんな状態で、
こんな風に変化して…
思い出しながら書いていると、

 

ふわり

 

香りが鼻をかすめました。
気のせいかな?
と思いながら書き進めていると、

 

ふわり

 

また香りがします。
顔を上げると、窓際のバラの花と目があいました。

 

そうか、頑張ってねって言ってくれてるんだね。
ありがとう(#^.^#)

 

植物は、花の時期は普段とはエネルギーが変わり、
まとっている空気の質が変わるのだそうです。
そしてそのお蔭で、
私達とコミュニケーションの取りやすい状態になるのだそうです。

 

一年に一回、一つずつだけど、
彼女は美しい色の可愛い花を咲かせて
見せてくれます。
花の時期は咲き始めてから、わずか1週間くらい。

 

一年の間、根っこや幹に栄養を溜めて、力をつけて、
それを惜しげなく命の短い一つの花へと注ぎ込んでいるのかな。

 

その姿と香りとで こんなに元気付けられるのは、
そのせいなのかも知れないなぁ。

 

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紫陽花の季節

 

今年の6月は、とても雨が多かったですね~。
29年ぶりの雨量を記録したそうです。

 

6月と言えば紫陽花の季節。
玉のような形で咲く紫陽花の方が一般的にはなじみが深いでしょうか?

 

今日のneMu の花はガクアジサイ。
日本の紫陽花の原種は、ガクアジサイなのだそうです。

 

赤と青のガクアジサイに、
背丈の一番高い植物はパセリの花、
右の後ろの方にあるのはテイカカズラです。

 

 

 

ミヤマオダマキ

 

 

少し下を向いて咲く、ミヤマオダマキ。

 

元々の日本の野山に咲くオダマキは、

真ん中が黄色で

花弁が茶色と紫の中間の様な、

面白いニュアンスの色調なんです。

 

こちらは、園芸種。

青色が鮮やかで、すっきりとしています。

 

形も、花弁の先端がスッとしていて、

観ていて凛とする感じがします。

 

色や形のほんの少しの違いが、

私たちが受け取る印象を全く違うものにします。

 

これって、

実は植物のエネルギーの質を

感じていたりする様ですよ^^

 

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スズラン

 

 

とても良い香りのする、スズラン。

香りのイメージは、香水。

とても気品があって、高貴な香りです。

 

花が小振りなのは、日本の在来種だから。

私たちが普段目にする事が多いのは、ドイツスズランなのだそう。

 

花と根には毒があって、

活けていた水でも中毒を起こすことがあるようです。

 

果たして活けた後の水を飲んだ人がいるのか、

聞いてみたいのは私だけでしょうか。

 

 

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ワイルドストロベリー

 

左上の方に、ちょっと横を向いて映っているのがワイルドストロベリー。

 

neMu no ki の玄関先で、

たわわに実をつけておりまする。

 

なぜたわわに生ったか?

うふふ、秘密は土にあるのです。

鉢植えの中に、発酵させた馬糞がね。ちょびっと入っているのです。

 

馬糞の威力は、凄いんですよ~!

以前働いていた牧場から、頂いて来たのです。

沢山だと帰りに車が臭っちゃうので、ほんの少し。

 

馬糞は発酵するとかなりの強さで熱を出すので、

冬越しする植物にとっては暖かさもあって、嬉しいんじゃないかなぁ。

 

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アマドコロ・チゴユリ・十二単

 

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右端の、細長く白いサクランボの様な形状は、アマドコロ。

白いのは実ではなく、花なんですよ^^

 

鮮やかな紫は、十二単(じゅうにひとえ)。

中心が緑がかった星の様な形の花は、稚児ユリ。

 

稚児ユリは地面近くに、

他の植物の陰に隠れるようにひっそりと咲きます。

恥ずかしがり屋さんなのですね~^^