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対流する時間(つづき)

<対流する時間>の続き・・・
前回のあらすじ:
思考と行動がチグハグになって、時間と上手く付き合えていない時、体内でモヤモヤした感覚が起きている。その感覚が川の流れの渦と同じ感じだと気づいたところから、時間への考察が始まりました。・・・
時間をコントロールできない時、私の中を流れる時間は渦を巻き、対流しているわけです。時間をコントロールできている時は、もっとすっきりとした感覚です。こちらは、方向性の安定している、直流の感覚と言えます。
時間を直流と感じたり対流と感じたり、その違いを生むものは何なのだろう?
出てきた答えは、ビジョン、目的意識でした。
行く先にビジョンを見ながら行動している時、全ての思考も行動も一つの方向へ向かって流れます。その間に生じる気づきも、その流れを豊かにすることはあっても障碍にはなりません。ですが、一度ビジョンを見失うと、一つ一つの行動がそこだけで完結し、次へのつながりを失います。その間に生じる気づきもまた、生かされるべき方向性を見失います。
時間と上手く付き合うには、どうしてもビジョンを明確にすることが必要なんだと、実感しました。
時間と上手く付き合えているかどうか、その良し悪しは誰にでも何らかの形の影響として現れます。多くの場合は焦りや、時間に追われてる感じ・・・というものかも知れません。ですがその時には、身体の中で時間の流れが渦を巻いているのだと思います。
流れは、他のものへと作用を与える「力」であり、エネルギーです。渦を巻いて滞留した流れは、身体の内側に力を溜めこんで緊張感を作ります。それが、身体そのものの緊張にも、心理的な焦りにもつながっていく。時間は目には見えませんが、私達の心に、肉体に、現実的な力として作用しているのだと気づきました。

対流する時間

<対流する時間>
今日のお話は、「時間」がテーマ。
時間の管理が上手くいっているかどうかを、私達は体の感覚としても感じている、というお話です。
私達の身体は、気血水に代表される様々な「流れ」によって、常に滞りなく流れています。ここに構造的に、あるいは機能的にブロックが生じて流れにくくなった場合が、私達セラピストの出番です^^
時間も、私達の体内の流れを左右する大きな要素の一つなのだと、最近時間管理に取り組み始めて、感じました。
経営の勉強をし始めるとこの間のブログで書きましたが、普段の感覚中心の思考法と頭の使い方を変えていく感じがあります。すると、今までの思考法と衝突が起きて、沢山の気づきが生まれます。
気付きは視野を広げて成長を実感させてくれるのですが、気付きに満足してしまうという傾向が私にはあるようです。すると、反って気付きに囚われて次の行動がなかなか出来ない、ということが起きました。
と同時に、時間を設定して守る、管理する、ということも出来なくなりました。思考と行動がちぐはぐになったことと、時間管理が出来なくなったこと。そこにどんな関連性があるんだろう。そんなことをうっすら考えながら朝の散歩へ行きました。
川面を見ながら歩いていると、ところどころで水流が渦を成しています。ふと、その感覚が自分の中に入って来て、目の前に小さく対流する複数の渦巻きが見えた気がしました。その感覚は、自分の内側で流れる時間の無秩序さ、時間をコントロールできていない時に感じるモヤモヤとした感覚と同じでした。
・・・今回はここまで!
次回、このモヤモヤした感覚を分析して、その正体を明かします^^ 
お楽しみに!