コタツ寝をやめられないワケ

冬場になってから、コタツで眠る日が増えてしまったchiezou。

我が家の場合はコタツがテーブル&イス式なためイスを並べて眠るのだが、イスは硬いし幅が狭いし、こんなところで眠っても身体は休まらない、と分かっていても止められない。

この状態で熟睡は出来ないので、目が覚めるのも早い。まだ日が昇る前に目が開くと、このまま起きるか、布団で寝なおすかを考える。なんとも無駄なことをしていると、毎回情けない気持ちになる。

しかし今日、ふと、なぜコタツで寝る羽目になるのかの理由に気づいた。

我が母は非常に母としての意識の強い人で、子供ら(もう皆いい加減いい年なのですが)が仕事から帰宅するまで起きて待っていることが多い。すると、せっかく待っていてくれたのだから、自分の部屋にすぐに戻ってヨーガをして風呂に入って・・・という選択肢よりも、少しの時間でも一緒にお茶を飲みながら団欒の時間を持つ、という選択肢を選ぼうと思う。

帰ってきてお茶を飲めば、ほっとして動くのが面倒になる。結果、コタツで寝てしまうという図式。お茶を飲むのを止めればいいのだが、親と団欒できる時間というのは日常の中でも意外と少なく、努力をしなければ作り出せない。さて、どちらを取るべきか・・・。

かような選択を知らぬ間に自分の内側で行っていたのだと気づいたら、コタツ寝をしてしまう自分を許してあげようという気になった。

普段、自覚せずに考えたり行ったりしていることは多々あるのだろう。そして無意識の選択・行動を意識で捉え直せた時に、自分のことがもっとよく理解できるようになるようだ。なぜなら、意識せずに行うことというのは、自分の本質の反映に他ならないのだから。

さて、コタツ寝の止められぬ理由が分かったからには、ほどなくまともに布団で寝られる日が来るのではないか・・・という気がして来た。