4月も早々と3分の1が過ぎて、
桜の時期もすっかり終わりを迎えましたね~。
今月は記事の投稿が遅くなりましたが、
みなさま、お元気ですか~?(^o^)
前回、前々回と
馬に関する記事を書いて来まして、
今回も残すところあと1頭、
ポニーの施術についての記事を
ご紹介する予定でいました。
無理をせずに、
文章が浮かんだら書く、
書きたいという意欲が湧いた時に書く。
訳あって、そんなことを
意図的にしていたんですが、
そうしたら、1ヵ月では
書き終わりませんでした(^▽^;)
なので、今回はちょっと横道。
これまた1年ぶりになるのですが、
植物についての記事と
今月と来月の営業予定について
ひとまずアップ致します!
4月と5月の予定
早くも、4月の末からは
ゴールデンウイークが
始まるんですね!
neMu no ki は、
世間の祝祭日に関わりなく
定休日の水・日以外は
営業する予定です。
とは言え、
きれいに青空が広がる予報で
しかも予約が入っていない!
なんて日があったりすると、
お店を飛び出して
自然の中に充電しに行く可能性も
十分に考えられます(#^.^#)
ご予約の際には
店主の身柄をつかまえられる内に(^▽^;)
なるべくお早めに
ご連絡くださいませ~!
4月は、11日以降は
臨時休業の予定はありません。
5月は、21日(土)が
臨時休業になります。
グリーンフィンガーの庭

【丹葉桜/ニワザクラ】中国より江戸時代に渡来したと考えられているバラ科の植物。(参照:http://www5e.biglobe.ne.jp/~lycoris/niwano-hana-april.html)
店主の母親は
植物とお話が出来る人でして、
(本人が、大真面目に
そう言うておりまして。
わたくしめも、
そりゃそうだろうねと
これまた大真面目に
思っておる次第です(*^^) )
消え入らんばかりに
元気をなくしている植物でも、
その個体に合う適所を
探し出して植え付けると、
3年も5年も気長に待ちながら
見事に花をつけるまでに
回復・成長をさせてしまいます。
植物と仲の良い
そうした人のことを、
グリーンフィンガーと呼ぶのだと
教えてくれたクライアントさんが
いましたっけ。
今や、母親が管理する
店主の自宅の庭には、
200種類以上の植物が
それぞれに環境に適応しつつ
のどかに生息しています。

【デショウジョウ/出猩々】 新芽~若葉が美しい赤色のもみじ。名称は、能の演目「猩々」に由来。めでたい演目で、赤髪に赤衣の猩々が酒を飲み、舞いを舞う。猩々は中国を起源とする精霊のような獣のようなものらしく、七福神に加えられていた時代もあったという。 (参照:①http://komorebit.exblog.jp/9635293/ ②http://www.kyosei-tairyu.jp/shichifukujinn/donnna/14.html)
neMu no ki に毎日活けている
小さな花々は、
そうして育ってきた
植物たちです。
わが母親から
丁寧に見守られ、
おのおのの物語が
母の中でいきいきと
生き続けているからなのでしょう、
彼らは一つ一つ、
はっきりとした存在感を
持っているように感じます。

【白梅の実】 年始に花をつけていた白梅が、春と共に実をつけ始めました。 この樹は、店主よりもこの家に居る年数がほんのわずかに長く、今年で齢42。おばあちゃんが駅前で1800円で買って来たのよ~、と母。よく覚えてるなぁ(^▽^;)
neMu no ki の空気を作り出す花たち
花を摘む時には、
彼らの生命力の結晶を
頂いている気持ちになるので、
出来る限りの注意と敬意を払います。

【白雪芥子/シラユキゲシ】薄暗い木の陰にひっそりと佇んでいるのに、思わず目を惹かれる可憐な姿。でも、日影が大好き。ケシ科の植物で、別名スノーポピー。水分の多い細い茎を折ると、明るいオレンジ色の液が出て来る。中国では血水草と呼ばれ、全草を乾燥させたものは生薬として黄水草と呼ばれる。(参照:https://minhana.net/wiki/シラユキゲシ(スノーポピー) )
まずは植物全体の
バランスを観てみて、
摘むことでかえって、
全体の形のバランスや
その形の中を流れる
エネルギーの循環が、
より良くなりそうな所に
咲いている花であることや、
また、その花の枝ぶりや
咲いている姿そのものに
風情があることなどを基準にして、
花や枝を選びます。

【白花万作/シロバナマンサク】 洋名をフォッサギラ・マヨールと言い、アメリカ南東部(アラバマ州の辺り)に生息する落葉小低木。花弁に見える白いブラシ状の部分は雄蕊が密に生えたもので、花弁は持たない。(参照:http://hanazukan.hanashirabe.com/xs.php?fid=c0690)
選びながら、
「摘ませてもらっても良いですか?」
と、花に問いかけます。
その時に、何となく
視線の合わない感じのする花は、
摘むのを止めます。

【ツルニチニチソウ】俗にツルキキョウと呼ばれるが、同名の別の植物がキキョウ科にあり、2センチの小さな花を付ける。写真の花は6~7センチあり、本来の名はツルニチニチソウ。同じ種族のほとんどが毒を持つというキョウチクトウの仲間で、こちらのお方にも、アルカロイド系の毒があるそうな…。(参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/ツルニチニチソウ)
正面を向いて、こちらに
まっすぐに視線を返してくれたり、
時にはニコニコと笑ってくれる花に、
「ありがとうねぇ。」とお礼を言って
摘ませてもらいます。

釣り鐘型をした薄い緑の花は、バイモ属(貝母)のアミガサユリ。貝母とは、玉ねぎのように層状の根(鱗茎)を地下に二片持ち、それらが互いに貝のように接していることに由来する名。黄色い花は、ウンナンオウバイ(雲南黄梅)。モクセイ科ソケイ属と言って、ジャスミンと同じ種族。紫の玉っころが寄り集まっている花は、ムスカリ。元々の原種にはムスクのような香りがあったことから、この名があるそう。(参照:ウィキペディア内の各植物名)
そうやってneMu no ki に
来ることを承諾してくれた花たちが、
今度はここで、
クライアントさん達を快く
お出迎えしてくれています。