neMu ブログ④:自然との関わり」カテゴリーアーカイブ

流鏑馬:掛川市の祭事

5年ぶりに開催された、掛川は上垂木・六所神社の騎馬の祭事。
もともとは雨桜神社で火災があって
神様を六所様に遷移していた時期があり、
それ以来年に1度はお礼として六所神社に神様が戻ってくる、
そういうお祭りなのだそう。

私達がお手伝いした14日(日曜)のお祭りの前に、
御神輿(黒くて頭に鳳凰のいるものね。3体あった。)を
担いで練り歩いてくる神事が土曜にあったらしく、
14日の流鏑馬の神事は
(5年に一度になっているのは、この騎馬の祭事のみ。
御神輿を出す部分は毎年行っているそう。)
実はまた違う由来をもったものだったよう、
とは神事の記録づくりの為に撮影に来ていた
掛川市の資料課(たぶん)の職員さんの話。

流鏑馬の神事は、
上垂木の集落に獅子(いのししではないか、と言っていた)
が現れて田んぼや畑を荒らし、
その退治に周辺の部落の首長(って言ってたかなぁ?庄屋さん的な。)が
馬を出して射た、という故事に倣ったものだそう。
神事の種類としては、夏場に行うものは
疫病や災害の厄除けの意味合いのものが多いとのことだった。
なるほど、神事も、夏はものが腐りやすいし、
体調も崩しやいからという
現実的な日常的な必要性に合致して行われているのだなと納得。
冬から春にかけてなら豊穣祈願だし、
秋なら収穫を感謝する祭り・・・的に。

写真・画像・文章の複製や無断転載は固くお断り致します。 
copyright©2013 neMu no ki all rights reserved.

布は、風に形を与える。

風には色んな「感触」があります。
そよそよっと内緒話のようにヒフを優しく撫でる風、
冷んやりとしてヒフの熱を冷ます風。
暑い日に更に吹き付ける熱風なんていうのもありますが????
風が色んな顔を持っていると感じられますよね。そよかぜなら美しく優しい女神様とか。
本日、
お店の入り口にかけているカーテン変えました。
以前はリネン生地だったのを????
こんな感じに。

薄い羽のように透けるけれど
程よい重たさのある生地で、
風をはらむ様子が美しいのです[#IMAGE|S12#]それで、ふと気づきました。
あぁ、布は風を目に見える形で表現できるものなんだな、
風に形を与えられるものなんだな、と[#IMAGE|S23#]そうすると、
空間にどういう布を使うかで
(特に空間の境界として使う場合は)、
空間が重くなったり軽やかになったりもする訳ですよね。
布が、その空間の空気そのものを表しているとも言えるなぁと。
と言うことは、
私達の着る服も、
デザインだけでなく布地によって
自分の醸し出している空気感が表現されちゃってる訳ですよね。
とりわけ、
自分にとって心地いい服を選ぼうと
意識してる方は、無意識の内に
自分に近い「空気」を表現する布を
選んでいるのかも知れませんね〜[#IMAGE|S16#]

フンコロガシが天の川を見ている!?

フンコロガシは、天の川や月・太陽を目印にして
進む方向を知覚しているのが分かったのだそう。
(ラジオ79.5の夕焼けSHUTTLEで言ってました~。)

古代エジプト人は、スカラベ(フンコロガシ)を
太陽の運行を司るものとして敬っていたそうなのですが、
彼らはひょっとすると
スカラベと天の運行の関係性を観察して感じていたのかも。

古代の人達の感性がどんなものだったのか、
考えるとワクワクしますね~!
色んなもののつながりを、
現代の私達よりもずっと細やかに感じ取っていたんじゃないかなぁ。

桜、満開!


国立南口、駅前から続く大学通り沿いは、大正時代から続く見事な桜並木。
 
 
おじいちゃん、おばあちゃんという感じのする、温かい雰囲気をかもす桜の古木たちが
長く寒い時期を耐え抜いて、一気に開花。
 
 
国立駅の改札を抜けて満開の桜が目に飛び込んでくると、
その強くエネルギーに溢れる光景に
自分の中から巨大な元気がふわぁ~!っと沸き上がてくるのを感じます。
 
 
私達は美しい世界に包まれていると感じられる、幸せな瞬間です。
シアワセ~♪
 
 
 

自然の中に、すべての答えがある。

 
価値あることも意味のなさそうなことも、全てが区別されることなく一様に展開されている。
それが、自然。
 
自然の中には、ヒントも答えも、全てが用意されている。
でも、「これが重要ですよ」とか「ここがポイントです」なんて、
自然は教えてはくれない。
 
そういう自然の中から、自分に本当に必要な情報を掴み取る。
ちょっと難しそうに感じるけれど、意外とそうでもない。
必要なのは、自分が本当に求めていること、知りたい問いを、飽きもせずに持ち続けること。
これだけ。
 
ある時、今まで目にして来ている、慣れ親しんだものや事柄の中に、
急に違った意味を見出すようになります^^  
きっと。
 
 

自然の本質とは。

自然は善悪の区別を持たない。
 
大事なことも些末なことも、
深遠なことも浅はかなことも、
全てに対していかなる比較も裁きも加えることなく、
等しく私たちに向けて開示している。
 
それが、自然の本質。
 
自然が自分の目にどう映って見えるか、
それは純粋に自分の内面の反射なんです。
 
 
 

オケラという名の植物、知ってます?

  植物のメンツは、すっかり秋。
 
秋定番のワレモコウもお目見えデス。
 
 
さて表題のオケラ。
オケラというと、♪「・・・オケラだって~、ミツバチだって~」という歌を思い浮かべますが・・・。
 
 
いえいえ、虫ではないのですヨ。写真の中では小さいですが、白いアザミのようなお花です。
別名ウケラとも呼ばれるそうな。
開くとすぐに茶色く変色してくるので、なかなか良いタイミングで活けるのが難しいそうで。
えへへ、タイミング良かったようです
 
 
真っ青な花は、セージの仲間。紅葉しているのは、桜タデの葉っぱです。
後ろに揺れる刈萱の穂が、秋の乾いた空気を感じさせます。
 

鮮やかなジュズサンゴ


昨年購入したジュズサンゴ、今年は自宅待待機。
自宅は私の母が庭を手入れしていて、植物が元気元気!
本人いわく、植物と話ができるとか・・・
ふむぅ、さすがは、我が母。だって、身体の声を聴くのが、私の仕事ですからね~。
 
 
ジュズサンゴも非常に機嫌が良くて、次から次に可愛らしい赤い実をつけてます。
 
 
ピンクの花は秋海棠。ちょっとゼラニウムに似ている気がするのは私だけ?
ワレモコウにタデ(ちゃんとした名称を忘れました・・・)をあしらいました。
 
 
ちなみに、下にいるカエルは手作りのガラス製品。ゆりの木さんで購入。
ここは店主が本当に目利きで、ご自分が気に入っているものだけを扱っています。
贈り物やセンスの良いインテリアを探している人には、ぜひ一度覗いてみて欲しいお店です
neMu no ki からも近いですよ~。
 
 
 
 
 

ホトトギス~♪

  うは~♪
わが作品ながら、可愛いですな~
活花は、花材の良し悪しがモノを言います。
 
 
白くて小さな花は桜タデ、茶花としても使われる花で、結構珍しいものだとか。
紫の花はホトトギス、花びらの端が美しい青になっていて、その姿から藤娘という名が付いている品種です。
 
 
名前もまた美し・・・。ほぉぉ。
 
 
ホワホワした穂は、ヒメススキ。秋らしい雰囲気を作り出してくれています。
 

防災用品にクレラップを。

先日、施術中にクライアントさんとクレラップの話になりました。ちょっと皆さんの役にも立つかもしれないので、ご紹介しますね^^
節約生活のもとで、節水や節電のアイデアが色々と出て来ているようです。節水の対策で面白かったのが、ラップをお皿に貼り付けて使う、というものです。
クレラップは、実は利用範囲が広い優れモノです。例えば停電で寒い場合、十分に暖を取るための準備がない時なども、クレラップを身体に巻くとかなり保温効果を発揮してくれると思います。
イイジマは若かりし頃、太ももの太さを気にしていました。そこで大腿部にラップを巻き、その状態で運動をして痩せよう・・・というちょっと恥ずかしい試みをしたことがあります^^; (クライアントさんとは、この話で盛り上がりました。この試みが自分だけでなくて、ちょっと救われた気持ちがしたのでした。) 軽くサウナスーツを着るのと同じくらい、汗をかいたのを記憶しています。
寒さ対策なら、手首や肘、足首や膝などの関節や、足指などの身体の末端に近い辺りをラップで直に包むのがポイントです。手や足が冷えると冷えた血液が全身を巡るため、身体全体が冷えやすくなるのですね。
それから、ラップは傷の手当にも有効です。避難する際に、慌ててケガをしたり、足場の悪さで思いがけず負傷することも大いに考えられます。そんな場合、水で傷口を洗ってからラップで密封します。
従来、傷は乾かして治す、というのが定説でした。最近では、傷から出ている漿液には免疫に関わる成分が多く含まれていることが分かり、かえって湿潤を保ってそうした免疫細胞たちを活動できる状態を維持した方が治癒が早いことが分かってきました。(詳しくは、夏井睦 『傷はぜったい消毒するな』 をどうぞ。なかなか面白い本なので、オススメです。)
湿潤な状態だと雑菌も繁殖しやすいのですが、ラップのように密着する材質だと雑菌の進入を防いでくれるのです。テープがなくても、くっついて封が出来るのも助かります。
防災用品の中に、小さめのクレラップを一つ。イイジマも入れています
 緑の大きなつぼみは、バイモ。珍しい茶花です。紫はムスカリ。白いのはヘリクリサム(または、花かんざしとも。)