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年始のご挨拶と、1~2月の営業のお知らせ

 

ひゃぁぁ~…

すっかり松の内を過ぎまして、

遅まきのご挨拶になりました~ !

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あけましておめでとうございます!

2015年の年明けは、寒かったですね~!

皆さんは、どんな年末年始を過ごされたでしょうか?

 

 

わたくしイイジマはですね~、

元旦の早朝から五か所、初詣に行ってきました!

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…欲張り過ぎ?(^▽^;)

なんのなんの、

3日にはもう一社行ったから、計六社!

 

 

冒頭の写真は、3日に詣でた谷保天満宮の蝋梅です。

境内の南端に位置していたからでしょうか、

もうすでに満開の勢い。

 

青く抜ける様な寒空に、

ロウ細工のようなツルツルした花弁の黄色が生えて、

何と美しいこと~✨

 

美しいので、別撮りの写真も載せちゃいます!

香りがこれまた非常に素晴らしいんですけど、

こればかりはお届けできないのが残念~…。

谷保の蝋梅-1

 

 

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さてさて、初詣のお話。

 

最初に詣でたのは、産土(うぶすな)様です。

日の出の時間に合わせて行きました。

 

ところが、今年の元日は

東の稜線に沿って雲が帯のように掛かっていました。

 

残念ながら初日の出は見られずじまい。

太陽が見えたのは、だいぶ陽が高くなってからでした。

でも、空がきれい!

 

2015 日の出

 

 

私が住んでいる地域の産土様は、若宮神社です。

家族経営(たぶん)の小さなお宮さんですが、

三が日は朝早くから社務所が開いています。

 

神札とおみくじを求めると、

小袋に入れた福銭をくれました。

 

「お一つでよろしいですか?」

とニコニコしながら聞いてくれたので、

「あ!出来たら…家族の分も良いでしょうか~?」

と、ついつい甘えちゃいました。

そんな最中に、ポンポンと肩を叩く人があり…

 

「あ~!」

長年お世話になっている美容師さんでもあり

neMu no ki のクライアントさんでもあるTさんとばったり!

 

あら~、やだ~!すごい偶然!

しかも、福銭をねだっている所を見られちゃいました!

境内に響き渡る様な大きな初笑い。

 

一旦帰宅して柴又の帝釈天まで行くという彼女。

私もむこうを張って(笑)

高幡不動まで足を伸ばすことにしました。

寒風は吹いているし、朝食もまだだったんですけど!

 

 

 

浅川の川沿いを東に向かってトコトコ歩いていくと、

お不動様までは30分ほどでしょうか。

その途中に、小さな森のような、

独特な静けさを帯びた場所があるのが目に留まりました。

 

前から気になってはいたけれど、

何となく立ち寄りそびれていた所です。

特に急ぐわけでもないですし、

新しい年の始めに、何か新しい事をしてみるのも良いかも 😀

と言うわけで、そちらへ足を向けました。

 

そこは、一風変わった造りをした、

小さな神社でした。日枝神社とあります。

 

川沿いの方から近づいて行くと、

…およよ?

境内入口のすぐ向こう側に、神社本殿の背中が見えています。

 

ここは裏口?

入って大丈夫なのかなぁ?

 

地元の方がやって来ました。

観察していると、躊躇なく入って行きます。

どうやら、ここが入口で間違いない様です。

 

引き続き観察していると、

本殿の横を通り過ぎて行きました。

 

あれれ?お詣りは?

 

歩いていく先を見ると、鳥居があります。

鳥居の向こう側まで行って、

そこからUターンをして鳥居をくぐり抜け、

本殿の正面へ戻って来ます。

 

他の参拝者の方も、

やっぱり同じ流儀。

 

ははぁ~、やっぱり鳥居は先にくぐらないとね。

でも、何だか面白いなぁ~…。

 

一旦は

あたかもお社がないものとして横を通り過ぎ、

奥にある鳥居まで行ってから

わざわざ本殿の正面へ戻って来る。

 

回りくどくて、ちょっと無駄な道のりだなぁ。

でも、何ともそれが腑に落ちる感じもします。

 

え?

このオカシな行動様式の

どこが腑に落ちるかって?(^▽^;)

 

幼少の頃に読んだケルトの妖精伝説の中に、

ある場所の小さな丘の周りを決められた作法で回ると、

(左回りに3回、その後右回りに5回、みたいな感じで。)

妖精の国にたどり着くことが出来る、という記述があって、

いい歳になった今でも印象深く覚えてるんですけど、

 

何だかこの神社はそれに近い感じを受けたんですね。

お社にたどり着くまでの道のりの回りくどさで、

この空間は異界へ繋がってるんじゃないかなぁ、なんて。

 

 

 

「無駄」や「回りくどい」と言う言葉は、

効率性を土台にした日常のペースを基準としていて、

そこに合致していなかったりはみ出したりしているようなものに対して

使う表現だと思うんです。

つまり、日常の時間の枠組みから外れている

とも言え換えられるのではないでしょうか。

 

とすると、このお社の回りくどい参道は、

日常の時間の流れの外にあるわけですから、

そこを辿って行き着く先は、

変性した時空間=異次元世界というわけです。

 

 

 

そう言えば、お社が北向きに建っていたのも

珍しかったんじゃないかなぁ。

 

大抵の寺社仏閣は南向き、

あるいは東西に顔を向けていますよね。(私の思い込みでなければ(^▽^;))

そうすると、必然的に正面が陽の光に照らされます。

 

ところが、

ここではお社が太陽に背を向けているので、

本殿の正面が影になっていて、うす暗いのです。

何らかの理由はあるのでしょうが。

 

この神社に何とも言えぬ不思議な感じを受けたのは、

参道だけでなく光の作用もあったのかも知れませんねぇ。

 

日枝神社

 

 

帰り際、

本殿の真後ろにど~んと立っていた

樹齢300年の椋木(ムクノキ)にごあいさつ。

 

高さ23メートルの大木で、

お社の頭の上を軽々超えてます。

ムクノキ-2

 

幹に両手で触れて、

ムクノキさんの人となりを感じ取ってみます。

…アヤシイでしょうかねぇ?(^▽^;)

 

老齢の大木、

私の中では「ムクノキおじさん」というイメージだったので、

どっしりと落ち着いた感じがするのかと思っていました。

でも、手から伝わってくるのは意外にも、

軽やかでサバサバとした感じでした。

 

この軽やかな感じは、

「屈託のなさ」だなと思いました。

 

軽やかに屈託なく。

本当は、生きて行くのはそんな感じで良いってことなんでしょうね。

楽しげなムクノキのエネルギーに触れたら、

ふとそんな事を思いました。

 

私たち人間はどうしたって、

真面目で深刻で。

不安な方へと、つい目を向けがちですから。

 

ムクノキ-1

 

 

強い風が吹き始めた中、

ムクノキに別れを告げて、いざ、お不動様へ。

 

さっきよりも、身体が軽くなったように感じました。

 

 

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ではでは、営業のお知らせです。

 

2月は長期でお休みさせて頂きますので、

1月と一緒に早目にお知らせ致します。

 

 

▼1月

臨時休業 : 31日(土)

臨時営業 : 25日(日)

 

それ以外は通常通り、

祝祭日にかかわりなく毎週水・日がお休み

営業時間は11時~20時までとなります。

 

 

▼2月

臨時休業 : 13日(金)~23日(火)の、計11日間

臨時営業 : 未定(応相談)

 

2月はボルネオに行って参ります。

旅行じゃなくて、勉強ですよ~(^O^)

11日間の最後の二日は、ボルネオの自然を満喫して来たいと思います!

 

これだけ長い期間 neMu no ki をお休みするのは、

開院してから初めてのことです。

ご利用下さる皆さんには、ご迷惑をおかけいたします。

 

通常はお休みにしている水・日曜日ですが、

2月に関してはご要望があれば

ご予約をお受けいたしますので、

どうぞご相談くださいね!

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