ネムノキには、こんなにも繊細な姿をした花が咲きます。
でも、こうした可憐な見かけながら、
荒野にまず一番最初に根付いて花を咲かせる、実はとても逞しい植物なのだそうです。
お店の屋号を決める時、とても迷いました。
迷った挙句、自分の大好きなネムの花から名前をもらおうと思いました。
ネムノキは夜になると葉を閉じることから、「眠り」に因んで名付けられたとも言われます。
来てくださる方たちが思わず居眠りをしてしまうような、そんなゆったり心地よい空間と時間を提供したい、
屋号を決めるのと共にそんな思いが浮かびました。
母に屋号はネムノキにしようと思うと話したところ、
「あら、そう!チエのネムノキを預かってるの、覚えてる?
もう花をつけるようになったのよ。
独り立ちするまで預かっててって、ずっと前に預かったのよ。」と。
あれ!全く忘れてた〜。
そうだったっけ!
開拓者精神を表すとも言えるネムノキ。
そんなネムノキの性質は知らなかったけれど、
独り立ちする時にはネムノキを携えて出立しようと思っていたなんて。
なんとも不思議な符号です。
同じことをやっている人がいない、オリジナルな施術を行っているneMu no ki。
ネムノキの開拓者精神は、neMu no ki をしっかり支えてくれていると思います。