テーマ① 臨床より

筋膜への施術を通して、その臨床の中で
気づいた事や経験したことを
主なテーマとして書いています。

施術での出来事や、筋膜と言う
媒体の面白さを題材にお話します。

店主の感じ方や考え方も、
お伝えできると良いなぁと思っています。



「臨床より」 記事一覧

過去を生きる細胞~古傷の臨床 /3月の営業予定 投稿日:2017.03.05(日曜日) 私たちは普段、身体は一つにまとまっているものとして捉えています。ところが、古傷などがある個所では、細胞が生きているのは傷の出来たその瞬間、つまり過去の時間の中だったりします。そして、そうした部位を身体の中に抱えていることが、私たち自身を過去の中に足止めし、引き戻していることもあれば、その逆もまたあるようで…。 ~Read more ♪
姿勢は、心の状態を左右する ~馬の臨床②:ジャック編 投稿日:2016.05.14(土曜日)   穏やかな青空に恵まれた 年の始め。   この日、 暖かな陽差しの中を ポニー達のいる「馬飼舎」へと 向かいました。   (くにたち馬飼舎: http://hatakenbo.org/jackdandy)   場所は、 neMu no ki と同じ国立市内。 歩くと30分くらいかかります。   周囲には田畑があり、 その間を細い用水路が流れ、   時期によっては、 ザリガニを探す… ~Read more ♪
馬の臨床① 馬の施術の過程と、その変化:乗用ポニー・ダンディ編 ~3月の営業予定 投稿日:2016.02.28(日曜日)   前回の記事では、 馬の施術に先立って、   馬体の構造について 詳しくお話ししました。 (https://inemurino-ki.com/2016/01/31/space-structure-and-horse/)   さて、いよいよ今回は 施術そのもののお話です!ヽ(^。^)ノ     と、その前に、 3月の営業のお知らせを ちょっと挟ませてくださいね~!    … ~Read more ♪
緊張の解放を妨げる、意識のはたらき 〜 11月から年末年始の営業予定 投稿日:2015.11.14(土曜日)   11月も2週目に入り、 2015年も残すところ1か月半ちょっと…。   ひゃお~、 一年が驚くほどあっという間に 過ぎて行きますね~!(;・∀・)   11月と、少し早めに12月の営業予定を お知らせしようと思うのですが、 その前に。   先日クライアントさんとお話ししていて、   リラックスした、緊張がゆるんだ、と なかなか感じられない人がいるのは何故か? という話題になりました。 &… ~Read more ♪
症状には、隠された繋がりがある。〜喉頭と心臓の症例から 投稿日:2015.10.31(土曜日)     身体に現れる症状は、恐らくは全て、 お互いにつながりを持っています。   身体は、重要な問題を奥へ奥へと 隠す傾向があります。   これは、私たちの活動を支える為に 身体が均衡と秩序を維持しようとする、 涙ぐましい努力であり、工夫です。   ですが、その工夫によって、 症状同士のつながりは複雑化し、 関係性が見えにくくなります。これは時に、 症状の治癒を難しくさせるものにもなります。… ~Read more ♪
臓器の状態は、どのように体表に現れるか。 投稿日:2014.12.01(月曜日)   おそらく私達が予想している以上に、 身体の表面には 体内の状況がつぶさに映し出されている様です。   今回は、 内臓の状態は体表にどのように表されるのか、 それを分かりやすく示してくれた症例を元にして 記述してみたいと思います。       今までにも何度も説明しているので 耳タコの方もいらっしゃるかも知れませんが^^; はじめに、neMu no ki で行う施術について概説しますね。 … ~Read more ♪
脊柱の彎曲は、元に戻る。~脊柱管狭窄症の事例から 投稿日:2014.11.06(木曜日) 「骨の変形」と     社会に出て2年目にあたる20歳の頃、 Mさんは頚椎症と診断を受けました。 首と背中に、その後長い間、痛みを抱えることになりました。     「仕事でストレスを抱えていたから。   仕事も好きじゃなかったんだけど、だからと言って そこを辞めて自分に合った他のものを探すっていう、 身軽さもなかったのね。   長女だったしね。」     酷い時… ~Read more ♪
症状の必然性~円形脱毛症の事例より 投稿日:2014.09.07(日曜日)   目次 症状には必然性がある 円形脱毛症と、様々な対処法 その① 精油の実力 その② 驚きの原油療法 原因解明へ~筋膜的手法を用いて 頭蓋骨は動く 円形脱毛症の背後で、何が起きていたか。 症状には必然性がある   「ニキビやシワは、いつも同じ所に出来るでしょ。 そこじゃなきゃいけない理由があるから、そこに出来るんですよ。」   まだ整体の学院に通っていた頃、 筋膜療法を教えてくれた師がこんなことを言いました。… ~Read more ♪
胎児は、理解する。 投稿日:2014.07.19(土曜日)     施術を行っていると、人間と言う存在の不思議さや神秘性を まざまざと感じさせられる体験をすることがあります。   筋膜という、私達の身体の構造を支える組織を扱う施術は、 連続的で精妙な変化を構造に引き起こして行きます。   例えば、右の親指の付け根を施術していたら、右肩の巻き肩が戻り、 心臓の裏あたりでズレていた胸椎もまっすぐに戻った、 と言うように。   このような構造の変化の過程を… ~Read more ♪
筋膜は、過去を記憶する。 投稿日:2014.06.19(木曜日)     「筋膜などの結合組織には、記憶が保持されている可能性がある。」   そう述べているのは、 多くの公開実験を通して、オーラフィールドの構造や機能を 詳細に研究したロザリン・ブリエール氏。   彼女の実験の中には、筋膜を用いた施術として広く認知されている ロルフィングの創始者・アイダ・ロルフ女史と共に行ったものもあり、 筋膜への理解の深さは実証的な裏付けのあるものと受け止められます。  … ~Read more ♪
筋膜は、過去を記憶する 投稿日:2014.06.18(水曜日) 筋膜は、過去を記憶する。       「筋膜などの結合組織には、記憶が保持されている可能性がある。」   そう述べているのは、 多くの公開実験を通して、オーラフィールドの構造や機能を 詳細に研究したロザリン・ブリエール氏。   彼女の実験の中には、筋膜を用いた施術として広く認知されている ロルフィングの創始者・アイダ・ロルフ女史と共に行ったものもあり、 筋膜への理解の深さは実証的な裏付けのあ… ~Read more ♪
心のパターンと姿勢の関係性 投稿日:2014.05.05(月曜日)     今日は、心と身体がどんな風につながっているかについて、 分かりやすい表現をしてくれた二人のクライアントさんのお話を 書いてみたいと思います。     膝関節の複層化した捻じれ   Mさんは、身体に鮮明な捻じれの感覚を持ちます。   最近の施術の時に、左膝にあった捻じれが 施術すべきポイント*1として出てきました。   (*1施術ポイントは施術者が決めるのではなく、… ~Read more ♪
体性感覚の過敏さ 投稿日:2014.04.24(木曜日)   「よかった~」 Mさんはほ~っと息を吐き出すと、 表情を崩して、そうつぶやきました。   「肘に捻じれがある。」   「足の外側*1に変な筋があって膝の上の筋肉*2が外に行くのを邪魔してる。 膝の上の筋肉は内側に寄ってしまっていて、気持ち悪いから外に戻って欲しいのに。」   *1右大腿下部の外側面/腸脛靭帯遠位 *2大腿直筋   「いつも顔の右側が引っ張られてる。 右目は爬虫類みたいに、… ~Read more ♪
死の淵に立つ馬④ ~勝利と歓喜 投稿日:2014.03.26(水曜日) ~前回からの続き   岳が歩き始めるのと入れ違いに、 大きな注射を手に獣医が現れた。   馬の様子を 遠目に見ながら言う。 殺すことはいつでも出来る。 ここまで来たら、トコトン付き合おう。   他にも、患畜はいる。 牧場も、明日は連休の初日、来客がある。 いつまでも待っている余裕はない。   待つと決めるのは、リスクを負うこと。 覚悟がいる。   岳と一緒に歩いていた場長が、戻って来た。 &… ~Read more ♪
死の淵に立つ馬③ ~岳の生還 投稿日:2014.03.25(火曜日) ~前回からの続き   岳に会いに来ていた人たちが、首元に集まって岳に触れる。 寂しい思いをさせずに、苦しませずに逝かせてあげたい。   荒い呼吸の鼻先に、 精油を塗った手のひらを差し出す。 少しでも、痛みの意識が緩和できれば。   獣医が、そろそろかなと ゆっくりした足取りで車へ向かう。   生殺与奪の権利は、 いつだって行使するときには 迷いが生じるものなのだろう。   本当に、あそこで逝… ~Read more ♪
死の淵に立つ馬② ~それぞれの立場で出来る事。 投稿日:2014.03.24(月曜日) ~前回のあらすじ~ 2日間の疝痛の果てに、 腸の動きが止まった木曽馬の岳風。 見守る人間たちの、 それぞれの立場での努力が始まった。     自分の手だけでは、 弱った馬の肉体に変化を促すには 心もとなく感じた。   獣医に断わって、 精油や音叉も使いながら 腹部を刺激してみる。   動物は、音叉には敏感だという。 腹に刺激が入って腸が動くことで痛みが生じるのだろうか。 後ずさりをする。  … ~Read more ♪
死の淵に立つ馬① ~馬への筋膜的アプローチ 投稿日:2014.03.23(日曜日) 「岳がひどい疝痛で もうダメそうなんだ。 腸の動きも止まっていて。」   岳は、30歳になる高齢馬。 人間でいうと、90を超えているだろうか。   正式には岳風(たけかぜ)という。   風の強い日には、馬は走る。 その性質と、岳の持つ武骨さとを よく表した名前だと思う。   2日前くらいからボロ(糞)がろくに出ず、 お腹がガスでパンパンに張ってしまっているらしい。 腸の動きが止まり、ひどく苦しい状態に… ~Read more ♪
臨床より:真っ直ぐな背骨は、キマジメさんの証し。 投稿日:2014.01.08(水曜日)  「お医者さんからストレートバックだって言われました。」クライアントさんの中には、そうおっしゃる方が結構いらっしゃいます。皆さん、どれだけ真っ直ぐな背中かと言うと・・・。胸郭の厚みが薄くて、背骨がもう~・・・[#IMAGE|S9#]あらら~、本当にまっすぐ。前後の湾曲がないんですが、かと言ってその分左右に出ているわけでもない。定規が入っているかのようにまっすぐ。一体、本来の物理的なカーブはどこにどうやって吸収されたんだろう?[#I… ~Read more ♪
臨床より:指先と爪の緊張 / 創作作家さんの事例 投稿日:2013.12.19(木曜日) 7年間、布と針を使って創作活動をしているOさん。一度、個展に行かせてもらったことがあるのだけれど、とぐろを巻いたような可愛い鍋敷きや、細かな刺繍のタペストリー、布で蝶を模した繊細なオーナメントなど、いずれも、繊細なワークの上に作られた、彼女ならではの世界観を感じさせる作品。眺めていて時が経つのを忘れるくらい。[#IMAGE|S16#]そんな作品は、刺繍でさえも下絵なしで、頭の中の構想を布に直に挿し込んでいくらしい。図柄の構成力と共に、スゴイ… ~Read more ♪
身体も、変化を受け入れるには準備を必要とする。 投稿日:2013.12.15(日曜日)   足裏に触れると、ひんやりしている。   奥まで冷え切ったように、シンとしている。 まるで雪の降る日の、染み透るような静けさのようだ。 しばらくすると、奥の方に小さな明かりが灯ったかのように、 微かな温かさが現れた。   ゆっくりゆっくり、小さな明かりが近づいてくる。 だんだん温かさがはっきりして来て私の手と触れ合った。と、     「エネルギーが流れてきた~」とのKさんの声。 「ね、私も… ~Read more ♪
臨床より:顎関節の痛み②~頸椎と顎関節の関係性/メカニズムの解説 投稿日:2013.12.13(金曜日) 前回からの続き。今回は、少し専門的なお話。 長い間、口を大きく開けると顎関節に痛みのあったAさん。 顎関節を内側から押しだすような力があって、関節の接合がずれていたことが痛みの直接の原因でしたが、 さらにそのズレは、後頭骨と頸椎1番の間が緊張で固まっていたことが原因となって生じていたのが分かりました。 今回は、このメカニズムを細かく解説してみます。 頸椎1番は、後頭骨に接合しています。この接合部、後頭骨ではあるのですが、蝶形骨とも言える部分… ~Read more ♪
身体は弱さを隠す。/顎関節の痛み①~顎関節の形の変化とその過程 投稿日:2013.12.11(水曜日) 開院してまもなくの頃から 来院して下さっているAさん。Aさんの症状は繰り返し 同じところに出る傾向が強いのですが、 その中でも変化の起きにくい手ごわい症状が、 顎関節の痛みと右のこめかみの上辺りに起きる偏頭痛でした。 ご自身も医療関係のお仕事をされており、 他者の心の動きに非常に繊細に反応される方です。 それでいて深刻さがなく、明るく朗らかで、 ほっとするような温かさのあるお人柄   そのお人柄にたがわず、身体の反応もとても早くて… ~Read more ♪
生理が来ず、慢性的に下肢のむくみがある。 投稿日:2013.11.22(金曜日) 11年もの間、生理が止まっていたMさん。足のむくみが強く、 大腿部は筋肉が盛り上がったようにもなっていて、 年頃の娘さんにはやはり気になるようです。   まじめで誠実なお人柄。 これらの症状は、色んなものを 自分一人で抱え込んでいたことの 現れとして出ていたのかも知れません。   neMu no kiでの施術を受け始めたのが4年前。 それからぽつぽつと思い出すように来つづけて、 今年の7月が13回目。   施術… ~Read more ♪
外の世界は、自分の内なる世界の現れ~耳と股関節 投稿日:2012.07.30(月曜日) 少し前の^^;neMu の花♪ベルのような形の可憐な花は、イワシャジン。花火のような華やかな花は、紫カラマツ。葉っぱはスズランとアジアンタム・・・だったと思うんだけど^^;   あるクライアントさんを施術中のおはなし。両耳が中に引っ込む、という現象が起きて驚いた耳が外に飛び出て、上に持ち上がっている、そんな形のクセを持っていたらしい。 (*見た目には分からなくても、そういうクセを身体は隠し持っていることがありま… ~Read more ♪
小指の重要な役割 投稿日:2012.07.13(金曜日) 小指の真直性(形が真っ直ぐであること)が、体側の締まり具合を決める。 今日はそんなマジメなお話を。  ワタシは左の小指の付け根が開きがちで、そう言えば馬の仕事をしていた時にも、右は無意識でもちゃんと手綱を握っているのに、左は手綱の握りが弱くなりがち。それが、自分でも理解出来ませんでした。(*手綱は、馬の口から伸びてきた綱をまず小指と薬指の間に【甲側から掌側へ】挟んで取り、それを手の中で返して人差し指と親指の間から向こう側… ~Read more ♪
足は空間を表す 投稿日:2012.06.12(火曜日) 今日の neMu no ki の花~♪  淡い紫のホタルブクロにセージ、青が鮮やかなアジサイ。  今日は、私の右股関節のお話を。長年詰まった感じがあり、左股関節に比べると動きの伸びやかさが不足している感じでした。 足の左右差に最初に気付いたのは馬に乗る仕事をしていた頃だから、もう相当昔の話。  その右股関節を、ズレた位置で頑固に固定していた筋肉の緊張が、最近やっと解けました。  解… ~Read more ♪
① 身体は、いつだって調和へ向かっている。 投稿日:2012.03.17(土曜日)  身体は、全体として均衡を作り出すべく、各部分にあるクセや緊張を互いに補完し合っています。噛み砕いて言いますと、身体の調和は「調和の取れた各部分の総和(どこの部分を取り上げても、バランスが取れている)」ではなく、「各部分には多少の無理があったとしても、全体としての均衡が保てていればOK」という基準でつくられているようです。(注: これは、私の経験則に照らした理解です。)  各部分には、その人が身体を今までどう使… ~Read more ♪
膝に溜まる感情 投稿日:2011.10.08(土曜日) 膝には感情が溜まりやすい、とは代替療法の世界ではよく耳にする話。  膝に限らず、関節全般に感情はたまりやすいのだそうだが、それでも特に恐れの感情は膝に溜まるとか。  なぜ、膝なのでしょう?あるヒーラーさん曰く、恐れは前に進もうとする時に生じる感情だから・・・とのこと。  ふうむ、そうか。じゃぁ、それをもう少し展開・発展させるとこうなるでしょうか。私の思い付きの理論として、聞いてくだ… ~Read more ♪
筋膜に記憶される、からだのクセ 投稿日:2011.10.07(金曜日) 身体の捻じれや歪みといった形のクセや、動きにおけるクセは、筋膜の上に記録として残されています。筋膜に身体のバランスの変化=癖が記録される際に、感情や思考も同様に埋め込まれるようです。そのため、筋膜から癖の記憶を開放していくと、それが生じたときに伴ったのと似たような物理的な痛みが戻ることがあります。それに加えて、それにまつわる感情や思考も出てきたりします。でも、こうして表出してくるということは、すでにそれを手放せる状態であることの表れでもあっ… ~Read more ♪
セラピーの役割 投稿日:2011.10.07(金曜日) 先日、インナーチャイルドと向き合うセラピーを受けて来ました。こういう仕事をしていると、自分の整理が出来ているかどうかが施術にも影響したりします。普段は身体の細かいメンテナンスを自分ですることで感情や心のバランスも維持できるようにしていますが*、自分では処理できない感情の発露があった時には、やはり人頼み。   霧の森のセラピーを受けて感じたのは、neMu no ki でやっている筋膜のバランス調整と似た意味合いを持っている… ~Read more ♪
体の自由さを取り戻す=理想のセルフイメージに近づく(自己実現)こと。 投稿日:2011.06.16(木曜日) 施術を重ねていって変わるのは、体の形だけではない。形が変わるというのは、構造が変化するということ。当然、構造への依存傾向の強い「機能」(血管の管が太くまっすぐな方が、血流だって気持ちよく流れたり ・・・)の良し悪しも、変化する。でも、最も重要なのは、施術によって筋膜の固着や癖が修正され、ブロックのない自然な体の状態に戻っていくことが、実は本来のセルフイメージに近づいていくことを可能にする点だ。これは、最近になって私自身新たに気づいたことだ。… ~Read more ♪
身体のバランスが整うと、エネルギーも整う。 投稿日:2010.12.07(火曜日) 先日、友人にバランス調整の施術をした時のこと。特に局部的に辛い箇所(=主訴)はなく、全体的に疲れているということ。背面を軽くほぐしながら筋肉や血流の状態を確認したところ、筋肉の緊張感が足りない様子。妙に筋肉が柔らか過ぎる感じです。筋肉は、体が休んでいるときでも微妙に緊張を維持しています。弛緩時における自然な筋緊張です。これを専門用語で筋トーヌスと呼びます。筋肉量が増えると就寝中の基礎代謝量がアップし、痩せやすくなると言われるのも、この筋トー… ~Read more ♪
施術の基礎知識 投稿日:2010.11.09(火曜日) neMu no ki で行っている「バランス調整」は、一般的な整体とはかなり異なります。施術の際に、クライアントさんに出来る限り理解して頂けるようにと思いながら説明するのですが、口では説明しきれない複雑さがあります。この場を借りて、すこしづつ施術に関連する知識や情報についてお伝えしていきたいと思っています。乞うご期待!   その①   身体は、いつだって調和へ向かっている。 ~Read more ♪
がんは、細胞の方向転換・・・? 投稿日:2010.09.22(水曜日) 施術をしていると、身体の仕組みについて思いがけない理解が頭に浮かぶことがあります。 その気付き (というか、思い付き?) はなかなか面白い内容のことが多いので、出来るだけ皆さんに紹介していけたらと思います。でも、あくまで私の個人的な直感なので、「こんな発想もあるのか~」と参考程度に読んでくださいね。女性の乳房(ニュウボウと読ミマス)は、筋肉の上に脂肪層が乗っています。胸の筋肉の緊張が強い(胸の筋肉は、腕や肩を使う際に一緒に働きます。)と、ど… ~Read more ♪